【謹賀新麺】2015年の「ラーメンぞめ」は縁起のいい街で「紅白ラーメン」を!

しらべぇ / 2015年1月1日 17時0分

2014年のラーメン界は、ミシュランにラーメン店多数掲載というニュースで幕を閉じた。

ここ数年を振り返ってみれば、豚骨魚介の大隆盛から、淡麗系への回帰や、鶏白湯や牛骨といったかつては変わり種とされていたスープの台頭、台湾まぜそばなどの地方系進化型ラーメンがブームになったりと、多様化の一途をたどっている。

今年はどの様なトレンドがラーメン界には起こるだろうか。筆者個人的には、「手打ち自家製麺ブーム」が来るのではと思っているのだが…さてどうなるか。そんな新年の一杯目を飾るのに、めでたい「紅白」のラーメンをご紹介したい。

その「紅白」ラーメンが存在するのは、恵比寿。読んで字のごとし、七福神の一柱「えびすさま」の街である。商売繁盛の神様であるえびすさまのお膝元に『蔭山樓』はある。

(ちなみに、エビスビールがこの地の地名から来ている…というのは誤り。もともとここは恵比寿という地名ではなく、エビスビールが有名になったから、恵比寿という地名になった、という順番が正しいという)

さてこの『蔭山樓』、実は高級食材であるフカヒレが名物の、高級中華店である。本店も、元祖セレブの街、自由が丘にあったりする。先のミシュランが象徴する様に、ラーメンはもはや和食と言えるジャンルになったが、そのルーツは当然だが中華料理の拉麺だ。源流はこちらにあり、とばかりに、こだわって作られた「紅白」のラーメン、まずは「紅」の「ヘーゼルナッツ風味特製坦々麺」である。

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胡麻だけでなく、ナッツ系の香りがとても香ばしい。干しエビもふんだんに使われており、ひき肉と混ぜて食べれば、肉と魚介のそれぞれのエキスがじっくりと染み出て複雑な味を作る。トッピングされたレタスやトマトも、くどくなり飽きが出がちな坦々麺をすっきりと楽しませてくれる。

そして「白」がこちら。「名物こだわり麺鶏白湯塩そば」だ。

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スープを一口すすると、まずはそのあっさりした見た目に反した、濃厚なパンチある味わいにびっくりする。鶏が群れを成して襲ってくる様な…一口目からのどごしまで、鶏の旨味と香りにあふれているのだ。勿論、えぐみとくどさばかりが立っている大量生産鶏白湯と違った、上品な味わいで、後味はすっきりしているのが、高級中華店の技術を感じるところだ。

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麺はラーメン好きなら誰もが知っているであろう「浅草開化楼」のものを使用している。中華料理のラーメンとは異なる、もちもちした食感が特徴だ。

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セットの「ひとくちライス」で、こんな遊び方もできる。これに更に、三浦半島の朝取れ野菜が前菜として、デザートとして自家製杏仁豆腐(ソースも選べる)も付くのだ。落ち着いた店内の雰囲気も相まって、ラーメンでありながら、ちょっと贅沢な気分にさせてくれるのも嬉しいところ。

年は開けたとはいえ、寒さは厳しく、また、大概のサラリーマンは、3月決算に向けて、ラストスパートをかけなければならないタイミングだと思う。年の初めを、商売の神様にお祈りする気持ちをこめて、「紅白」でスタートするのはいかがだろうか。

蔭山樓 恵比寿店
東京都渋谷区恵比寿3-2-2

[火~土]※月曜定休
ランチ :11:30~15:00(L.O.14:30)
ディナー:18:00~23:00(L.O.22:00)
[日]
ランチ :11:30~15:00(L.O.14:30)
ディナー:17:30~22:00(L.O.21:30)

(文・写真/しらべぇラーメン取材班・ドラゴン=サン http://sirabee.com/author/dragon_san/ )

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