【大阪の商店街で検証】大阪のおばちゃんは本当に「ヒョウ柄」の服を着ているのか?

しらべぇ / 2015年1月6日 8時0分

Photo by senov https://www.flickr.com/photos/busbong/8081921824/in/photolist-djaXMJ-cfBKGY-bfi678-k6fzPM-d4H1g1-cf3X4d-bBCdSV-bKdCJe-qdrt1F-bAwrCH-ppCNMd-dXUkSg-9VtSDg-kbqEH5-8Gve16-aFNiHF-7b1pV-9xiZJQ-8GzJQd-n3jNN-owrtBh-eqAvQr-b7LmdR-nqHo9R-JUKqc-7quhWv-5Brtt4-zc2hD-ak7dXG-mBs1-5puDW2-98Luzr-LgazS-6QjNix-5Sngyc-4BvSDu-9HAvhE-JWa2m-98PMSb-5pyXpo-8ETwxp-8eQ8u5-5fCnbF-91c8W5-74QHs2-aT656p-cd9vnw-fkzr8P-9EYF8P-3cU65m on flickr

テレビで出てくる大阪のおばちゃんって、なぜか「ド派手なヒョウ柄の服」を着ていることが多いですよね。実際のところ、大阪のおばちゃんはヒョウ柄の服を着ているのでしょうか。

そこで、しらべぇ編集部では、「身内がヒョウ柄の服を着ているのを、見たことがあるか」を、全国の20代から60代の男女1500人を対象に調査しました。大阪を含む近畿地方で多くのヒョウ柄目撃者がいるのでしょうか。地域別のデータをご覧ください。

Q.身内が「ヒョウ柄の服」を着ているのを見たことがある?

sirabee_obachann2・北海道・東北:23.4%
・関東:18.5%
・中部:16.3%
・近畿:29.5%
・中国:15.0%
・四国:14.8%
・九州・沖縄:25.7%
・全国平均:21.2.%

やはり全国平均と比べると、近畿地方の数字が29.5%と高くなっています。しかし、数字だけでは、九州・沖縄地域も25.7%と高く、他の地域と比べて大きな差がないように感じる人も多いことでしょう。

■天神橋筋商店街で聞いてみた

さらにその実情を探るべく、大阪の天神橋筋商店街の服飾店の方々にインタビューを行ないました。長きにわたって大阪のおばちゃんのファッションを見てきた、まさに専門家ともいえるでしょう。

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10軒近いお店を回ってみた結果、こぞって返ってきた答えは…

「テレビが勝手に騒いでいるだけで、実際は違う」

とのこと。60年以上の歴史を持つという服屋の店主も、「他の地方の人が言っているだけ」と呆れながら、「実際に着ているのは一部の強烈なおばちゃんだけ」とバッサリ。

そもそも、大阪の人ほど「大阪のおばちゃん=ヒョウ柄」を信じていないのだとか。ここ数年、メディアにヒョウ柄の服のおばちゃんが取り上げられるようになりましたが、昔から多かった印象も、最近急激に増えた実感もないとのことでした。

しかし、地元の人々が行きかう商店街を見渡してみると、ヒョウの模様の入ったマフラーやバッグを持っている女性を少なからず見かけるのも確か。様々な地方が集まる梅田では全く見かけなかったヒョウ柄アイテムを、2時間ほど商店街を調査する中で若い女性から年配の方まで10名以上の方が身につけていました。

■大阪的には「ヒョウの顔」が入ってこそ「ヒョウ柄」?

そのことについて服飾店の方々に聞いてみると、

「それもヒョウ柄の服を着ているというのかなぁ」

と渋い顔。大阪人にとって、ヒョウ柄と言えば、大きくヒョウの顔が描かれたデザインの服を指すようで、さりげないヒョウ柄ファッションは認められないといったご様子。そんなイメージがあるからこそ、アンケートでは思うように近畿地方の数字が伸びなかったのでしょうか。

しらべぇ0106ヒョウ柄1

Photo by Tambako The Jaguar https://www.flickr.com/photos/tambako/7048000969 on Flickr

ただ、派手なヒョウ柄の服を求めに来る、いわゆる「大阪のおばちゃん」も実際にいるといいます。そんなおばちゃんのためのヒョウ柄服専門店も商店街にはありました。本物のヒョウ柄の服は値が張るそうで、ウン十万とするヒョウ柄の服をイタリアのブランドから仕入れているのだとか。

店主の方の曰く、東京にも店舗を構えているそうですが、大阪の店舗の方が売り上げも高く、連日お店にヒョウ柄の服を買い求める方は絶えないということです。

また、テレビが騒ぐせいだと呆れ顔の商店街の方々でしたが、最近ではその効果もあってか、地方から来てお土産に買って帰る人も。あるお店では、1週間に1度はそんな観光客が訪れることもあるようです。加えて、案外ヒョウ柄の服を買っていくのが多いのが、スナックのママとのこと。ヒョウ柄の服の醸し出す雰囲気が、夜のお店にはぴったりなのでしょう。

大阪の元気印ともいえるヒョウ柄のおばちゃんとの出会いはなかなかにレアなようですが、その人気が大阪の商店街を盛り上げているのは確かなようです。ヒョウ柄の服の広まりと共に、その元気も一緒に日本各地へと広がるといいですね。

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 https://qzoo.jp/public/landing/sirabee/
調査期間:2014年12月12日(金)~12月15日(月)
対象:全国20代~60代 男女計1500名

(文/しらべぇ編集部・じゅんぺい http://sirabee.com/author/jumpei/ )

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