桃太郎や浦島太郎がCM引っ張りだこ!ペプシから保険まで…作られるパロディCM

しらべぇ / 2015年1月11日 21時0分

最近テレビCMを見ていて、ある傾向に気づきませんか? 私たちが子供の頃から慣れ親しんできた“昔話”をテーマにしたCMが複数作られているのです。代表的なところをピックアップしてみましょう。

●ハリウッド映画のような「桃太郎」

小栗旬さんが“桃太郎”役を務める、『ペプシネックス ゼロ』のシリーズCMです。

古くから語り継がれてきた、「桃から生まれた桃太郎が、サル・犬・キジを連れて鬼退治に行った」という骨子に、ハリウッド長編映画のようなCG演出や音楽演出、そして壮大なストーリー描写を加えたこのシリーズ。2014年3月に公開された「Episode.ZERO」篇から同年12月の「Episode.2」篇まで、それぞれYouTube上で100万から200万再生を超える人気となっています。

●桃太郎、金太郎、浦島太郎が友だちに

2015年1月よりオンエアされている「au」の企業CMは、「あたらしい英雄、はじまるっ」というコピーのもと、桃太郎・金太郎・浦島太郎という昔話の3大キャラクターを現代風に描いています。出演するのは、松田翔太さん(桃太郎)、濱田岳さん(金太郎)、桐谷健太さん(浦島太郎)という人気若手俳優3人です。

お互いのことを「桃ちゃん」「金ちゃん」「浦ちゃん」と呼び合っており、話し口調も若者言葉。それぞれの昔話のストーリーを客観的に分析するような場面も見られ、全体的にコミカルな雰囲気で仕上げられています。

●浦島太郎に保険をすすめる?

2014年8月より放映されている、深津絵里さんが出演する住友生命保険相互会社のテレビCMは、ライフプランナーに扮した深津さんが、玉手箱を抱えた浦島太郎のために「未来診断」を行うという内容です。

玉手箱を開けると何が起こるか分かっている深津さんは、「例えば今晩、成人病になられたら?」と浦島太郎に尋ね、浦島は「まさか、そんなに急に老け込む訳じゃないし」と玉手箱を開けようとするも、深津さんがそれを微笑しながら止めるという流れとなっており、昔話のストーリーが上手く保険と絡められています。

●関ジャニ∞も桃太郎に!

2014年春に放送された「ハイチュウプレミアム」(森永製菓)のCMは、関ジャニ∞のメンバーたちが「桃太郎」のストーリーを現代企業の買収劇になぞらえる内容。「“鬼が島製鉄”を買収する。手伝ってほしい」や「報酬は?きび団子だけや言わせまへんで」といったセリフが印象的でした。

これらCMの共通点は、視聴者誰もがそれぞれの昔話のストーリーを知っていることを前提にしているという点です。それらストーリーをいかに“いじる”か? そのセンスや姿勢はそれぞれ異なっていますが、それでも誰もが内容を容易に理解できる。昔話がいかに日本人の生活に根本から馴染んでいるかということを示しているように思えます。

今後も定期的に作られていくであろう、昔話のパロディーCM。どんな“いじり”方が見られるか、楽しみにしたいですね。

※画像は「ペプシ NEX ZERO × Momotaro – Pepsi http://www.pepsi.co.jp/momotaro/ 」のスクリーンショットです

(文/しらべぇ編集部・宇佐美連三 http://sirabee.com/author/renzo_usami/ )

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