『水曜日のダウンタウン』で日テレ批判? 「業界への皮肉」「斬新すぎる」の声

しらべぇ / 2018年7月5日 15時30分

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(画像は『水曜日のダウンタウン』公式ツイッターのスクリーンショット)

ギリギリを攻めた企画が物議を醸すTBS系バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』。しらべぇ既報のとおり、警察が動いてしまったこともあり、批判の声が相次ぐことも。

TBS社長が番組について謝罪した4日、放送された内容が「ある意味攻めてる」と話題になっている。

■ダウンタウンすらも隠す演出

この日、番組では「隠せば引っ張れる説」の企画を放送。出演したゲストの顔には紅白出場歌手K、元宝塚女優S、女芸人Yと文字が被せられ、正体が隠された状態に。また、MCであるダウンタウン・浜田雅功も「大物司会者H」、相方の松本人志も「大御所芸人M」と隠されており、番組を知っている視聴者からすれば「意味のない演出」が続いた。

そして、ダウンタウンの正体が明かされると、松本は「この番組もう末期だね」と嘆く。

■テレビは「加工する時代」

その後、番組では正体が隠された「人気漫画家」の行きつけの飲食店を紹介したり、豪邸を自宅ロケしたりといった「ふつうすぎる」企画を放送。テロップを多用し、紹介する物や人のほとんど隠して引っ張り続ける演出が続き、ナレーションが「コラコラ」「しっかりして」といったツッコミを入れるなど、よく見かける街ロケ企画どおりの安定した時間が流れる。

VTR明け、女芸人Yこと柳原可奈子は「作った人がすごく意地悪だなと」とコメントした。

さらに、番組を引っ張るため、プレゼンターの博多大吉が松本らに「驚いた表情のままCMにいきたい」と表情を要求。松本が「ウソでなければ、できない」と反論するも、大吉は「松本さん、そういう時代は終わったんです」と作られた偽りの「加工する時代」がテレビ界に到来していると主張して松本を黙らせた。

■「日テレ批判」と話題に

同番組のファンからすれば「こういう番組を見たいわけではない」「つまらない」という声が相次いだ。「攻めた企画」が人気の同番組だけに、定番化した企画を放送することはおもしろくないもの。

とはいえ、昨今のテレビ番組の「ありきたりな企画」を乗っ取り、「あえてつまらない編集」をしたことで、こうした番組に皮肉を向けたともとれる。そのため「ある意味攻めてる」「皮肉が素晴らしい」と絶賛する声もみられた。また、一部では「日本テレビを批判している」との声も。

録画した水曜日のダウンタウン観てるんだけど、隠せば引っ張れる説と、こないだのテレビに映った食べ物全部食べる企画も合わせて、あきらかに日テレを揶揄したネタで最高。いいぞもっとやれ

— しかC (@igufoto) July 5, 2018

水曜日のダウンタウン、映り込んだ犬まで隠されてて爆笑。自番組は監禁企画で攻めて怒られ、安全策で攻めずに視聴率狙ってる日テレへの皮肉でしょう。しかしダウンタウンもガキ使やってるのに日テレのバラエティ番組をよくぞここまで皮肉ったもんだ #水曜日のダウンタウン

— 裏モノJAPAN公式ブログ (@uramonojapan7) July 4, 2018

やっぱりそうだよね。昨日の水曜日のダウンタウンのあのネタは、日テレの醜い画面づくりへの当てつけ。

— nakaza tokou hei (@tozakana) July 5, 2018

■時代に合っているテレビ局ランキング

しらべぇ既報のとおり、「時代に合っているテレビ局」ランキングでは男女ともに「日本テレビ」が1位に。昨今のテレビ事情について「加工する時代」と言っていたが、まさにそれをあらわした結果なのかもしれない。

安心して見られるものが「つまらないもの」かのように編集した今回の放送は、間違いなく時代へのアンチテーゼであることは間違いない。過激な企画ばかりが目につく同番組だが、こういった風刺的な内容を放送できる唯一の番組ともいえる。今後の放送にも期待したい。


(文/しらべぇ編集部・らむたそ



【調査概要】

方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日

対象:全国20代~60代の男女1,361名(有効回答数)

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