「私はうそつき」カードを入所者に強要した障害福祉施設 敷かれた「鬼畜ルール」に怒りの声

しらべぇ / 2018年10月10日 17時30分

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(KatarzynaBialasiewicz/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

知的障害のある女性が、入所施設で「私はうそつきです」と書かれたカードを首からかけさせられたとして、慰謝料などの損害賠償を求めて地裁に提訴するという事案が発覚。

これに対して10日、第1回口頭弁論があり、社長側は争う姿勢を示しているとのこと。

■「時間内に食べなければ食事なし」

女性は2015年7月、兵庫県姫路市の障害福祉サービス会社「実る」が市内で運営していたグループホームに入所。16年3月から1ヶ月間、複数回にわたり、「私はうそつきです」と書かれたカードをかけさせられたという。

また、施設に「時間内に食べなければ食事なしでいい」などと書かれた貼り紙をされたほか、長時間立たされるなどし、人格や尊厳を侵害されたとしている。

この事案は、市の監査で17年11月に発覚。市によると、社長は当時「首にかけたのは本人の意思だ」と主張していたそうだ。なお、この施設は現在、休眠状態とのこと。

■「これは人権侵害」と非難轟々

もはやイジメともとれるこの残酷なルールに、ネットからは「これは人権侵害」「社長に呆れる」と怒りの声が相次いであがっている。

・自分がそのルールを課せられたらどう思うか。施設の方々はまずそれを考えるべき

・これは人権侵害。運営会社は、役所からの補助金を目当てにしていたのではないか

・どんな理由があっても許される行為じゃないのに、この期に及んで争う姿勢の社長に呆れる

・嘘つきカードを作った事自体で、虐待なんですよ。きちんと賠償金払ってあげて下さい

■「行政もしっかり監視を」

また、今回の事件が市の監査により発覚したことから、ネットでは「もう少し見る目を」「任せきりにしないで」と行政に対して苦言を呈す声も多くあがった。

・施設は閉鎖的な空間になりがちだから、外からの目が絶対に必要

・行政は認可を出す際にもう少し人見る目を養ったらどうだろうか

・この施設の代表が諸悪の根源だが、見抜けないで任せっきりにしていた行政にも問題がある

・施設を運営する前に、まともな方々が職員として御世話して下さるのかを、行政は見抜いてなさすぎます

女性が受けた不当な仕打ち、そして入所者に課せられた鬼畜なルールに、ネットは怒り心頭の様子だ。施設という限られた空間である限り、やはり行政や住民など、外からの見守りは必要なのかもしれない。

他の施設でも似たような事案が起こらないよう、事前の手立てが求められる。


(文/しらべぇ編集部・清水 翔太

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