4人死亡多重事故で青森テレビが「誤報」認める ネットでは「遺族に説明を」の声

しらべぇ / 2018年10月23日 13時30分

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(Lecic/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)

9月に国道101号で発生した多重事故について、青森テレビ(ATV)は22日のニュースで、9月25日に行なった放送が誤報であったことを認め、番組内で謝罪した。

ネット上ではテレビ局の報道姿勢や、それを受け止める人々の態度について、非難の声が数多くあがっている。

■多重事故の経緯

当サイトでも既報のとおり、事故が起こったのは9月22日午前1時頃。

つがる市の団体職員の男(32)は酒に酔った状態だったにも関わらず、制限速度50kmを大幅に超過する時速130kmで車を走行させた上で、前を走っていた夫婦が乗った車に激突。そのはずみで対向車に正面衝突し、合わせて4人の死亡者、4人の重傷者を出す、多重事故を引き起こした。

■誤報を認め、謝罪

「朝日新聞」によると、事故に遭った4台は2台ずつ対向して走っていたが、ATVはその日の夕方のニュースで、それぞれの先頭を走っていた軽乗用車2台のどちらかの運転手が酒気帯びだった可能性があると報道。

この結果、2台のうち1台を運転していた男性(43)=死亡=が飲酒運転をしていたのではないかという誤った情報が、ネット上で拡散してしまうことに。そして昨日、25日の放送が誤報だったと認め、番組内で「おわびして訂正します。失礼いたしました」とアナウンサーが謝罪した。

■「真相の説明」求める声

これを受け、ネット上では謝罪を行なったことに一定の評価を与える一方で、「どうしてそういう報道になったのか、真相を遺族に伝えるべき」「ニュースソースの提示は必須」などの声が。

・誤報をなくすことは難しいとは思いますが、何故そのような報道(誤報)に至ったのか? を親族には伝えるべきだと思います。アナウンサーがお詫びしたとのことですが、一アナウンサーが謝って終わりにすることではないと思います

・ニュースソースを少なくとも遺族には報告する義務はあると思う

・事故による誹謗中傷も許せませんが、マスコミも真実をきちんと把握した上での報道をしてほしいです

■「安易な拡散」に警鐘も

また、情報を鵜呑みにし、拡散してしまう人々の安直さに、警鐘を鳴らす人の姿も見られる。

・脊髄反射のように何でもかんでも情報を信じてしまうのは如何なものか。ネットもメディアも今まで誤報が無かったのであれば分からなくもないが、今までどれだけのデマや誤報があったことか

簡単に自分の意見を発信できるSNS時代だが、だからこそ簡単に悪意なく人を傷つけてしまうこともある。誰もが加害者になり得ることを、きちんと認識すべきではないだろうか。


(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美

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