始まりは先祖供養か「お城ができた記念」か 夏の風物詩・阿波踊りを経験した人は

しらべぇ / 2019年5月11日 18時30分

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(Coast-to-Coast/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

夏祭りの時期になると、全国各地で見かける阿波踊り。近年では、高円寺でも「東京高円寺阿波おどり」が毎年開催され、老いも若きも大盛り上がりのイベントの模様だ。

■起源は先祖供養のため?

おもに「お盆」の時期に踊られているように思えるが、その起源には複数の説があるようだ。天正14年に徳島城が建設された際の無礼講をきっかけに踊られた説。戦国末期に行われた風流踊りをはじまりとする説。そして鎌倉時代からの先祖供養の踊りを起源とした説など。

いずれにしても、その歴史は深く、昔から日本人に愛されてきた踊りと思われる。

■実際に経験した人は約6割

そこで、しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1732名を対象に調査したところ、「阿波踊りを踊ったことがある」人は、全体のわずか5.9%。1割に満たない結果となった。

阿波踊り調査

男女別では、男性は6.6 %、女性は5.4%と、男性のほうがやや高い割合。各地で行われているとはいえ、なかなか踊る側を経験する人は少ないようだ。

■男性は血がたぎる?

さらに男女年齢別で見ると、踊ったことがある人は、30代男性が11.5%と突出して高い。

阿波踊り調査

阿波踊りの男性の衣装というと、着物を粋に着こなす「着流し」や、「法被」など。また、腹にはさらしを巻いて、頭には手ぬぐいまくといった、「男らしさ」が前面に押し出されるいでたちではないだろうか。

男ざかりの30代。熱い血がたぎって参加する人も多いのかもしれない。

■発祥の地は高ポイント

地域別では、北関東が12.5%、四国が12.8%と、両地域が高いポイント。南越谷では「日本三大阿波踊り」のひとつ「南越谷阿波踊り」が開催されているため、北関東が他の県より高い割合なのかも。

また、四国に至っては、阿波踊りの発祥といわれる徳島があるため、当然の結果なのではないだろうか。

阿波踊り調査

経験のない人が、阿波踊りの輪に入るのは勇気のいることかと思われる。しかし、昔から日本人が心を込めて受け継いできた伝統の踊り。今年の夏は見る側ではなく、踊って先祖に思いを馳せてみるのもいいかもしれない。


(文/しらべぇ編集部・ヨザワ マイ



【調査概要】

方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日

対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)

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