会社で堂々と寝る姿が話題に 昼寝用フード付きブランケットが人気の福岡市を直撃取材

しらべぇ / 2019年6月1日 15時40分

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(ニュースサイトしらべぇ)

今、昼寝が注目されている。昼寝をすることにより、眠気や疲労の回復、午後の作業効率の向上につながるからだ。午後の眠気は体のリズムであり、⼈間の⽣理現象。

⼈間が持つ体内時計は、眠りと⽬覚めをスムーズに切り替え、ホルモン分泌や⾎圧、体温などを調整している。14〜15 時 に眠くなるのは⾃然なことなのだ。

この昼寝を堂々と会社で行おうという取り組みを福岡市が始めた。しらべぇ取材班はこの取り組みを探るべく、関係各所を直撃取材した。

■睡眠を充分に取るために

福岡市は人生100年時代へのチャレンジとして、「福岡100プロジェクト」を行っている。「栄養・⾷⽣活」「運動・ ⾝体活動」「休養」は、健康のための3要素。これらを柱とした様々な事業を展開中だ。

今回は、休養にスポットをあて、休養のための重要な要素になる「睡眠を充分に取るプロジェクト」を開始した。

福岡市における睡眠で休養が充分に取れていない人の割合は、2016年度男性30.9%、女性33.5%。2020年度の目標が男性24%、女性25%。これを達成するために、睡眠を科学する西川とタッグを組んだ。

■「堂々昼寝宣言」

東京の西川本社には「ちょっと寝ルーム」が存在する。ここで従業員が12時~15時の間に、15分から20分の昼寝をすることができる。このルームには、昼寝に最適な傾斜30℃の本格的ベッドを設置。

こういった眠りの質の改善を研究するノウハウを生かし、福岡市にフード付きブランケット1,000枚を無料提供した。このブランケットを福岡市の企業に使ってもらったり、眠りのセミナーを開催したりという取り組み、それが「#PowerNap」~昼寝でチャージ~だ。

PowerNapとは、短時間の昼寝を意味するナップとパワーアップの語感を合わせた造語である。

■昼寝でパワーチャージ

福岡市は29日にこの取り組みを発表し、ブランケットの申し込みをインターネット上で開始。31日には予定の1,000枚に到達し、申し込みを締め切った。

市内の129社が参加表明。西川によると、ブランケットをフード付きにした理由は「特に女性が寝顔を見られることを気にするため」と広報担当。

実際にブランケットを使い始めた株式会社サンマーク福岡支社の女性社員に感想を聞いたところ、「このブランケットを導入する前は、堂々と昼寝などできなかった。

しかし、ブランケットの背中に印字されている「CHARGING NOW」のおかげで他の社員の目を気にすることなく昼寝ができるようになった。昼寝をするとスッキリしてその後の仕事もはかどる」と話した。

西川によると、「15分から20分」という時間が大事で、それ以上の昼寝は夜の睡眠に影響が出てしまうそう。

■会社員の最大の幸せ「眠り」

昼寝は確かに気持ちいい。しらべぇ編集部が、全国20〜60代の677名に調査したところ、会社員の59.9%が「寝るときが一番幸せだと思う」と回答している。

福岡市のような取り組みが全国的に広がることで、無理のない働き方が推進されることを切に願う。


(文/しらべぇ編集部・おのっち



【調査概要】

方法:インターネットリサーチ「Qzoo

2017年4月21日~2017年4月24日

全国20代~60代の男女1,336名 (有効回答数)

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