厚労相、ハイヒール強制問題に「社会通念上必要」 「強要おかしい」と女性から怒りの声

しらべぇ / 2019年6月6日 20時0分

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(yacobchuk/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

人によって着たい服、履きたい靴、使いたいカバンは好みにより変わってくる。靴で言えば、スニーカー、ブーツ、サンダル、パンプス、ハイヒール…など多岐にわたる。

そんななか、5日の衆院厚労委員会で厚生労働相が女性の靴について発言したことに、女性からは苦言が噴出している。

■「社会通念上に照らし合わせて必要」

国内では、女性が職場などでハイヒールやパンプスの着用をするのは「当たり前」といった、強制される風潮が残存している。

同日、このことについて根本匠厚生労働相は「社会通念に照らし合わせた上で、相当な範囲ではないか」「業務上必要なのかは、社会慣習にかかわってくるのでは」と発言。

一方で、「(ハイヒールやパンプスを履いて)足をけがしても強制する場合はパワハラに該当する」と述べた。

■「強要するのはおかしい」

近年、セクハラなどの性的被害に遭っていたことをネット上で告白する、ハッシュタグで「Me Too」の動きが盛んだ。それに合わせるように、ハイヒールやパンプスが強要されていることについてもネット上で「Ku Too」のハッシュタグの投稿が話題に。

靴と苦痛、そして「Me Too」をかけ合わせたものだ。では、女性からは今回の大臣の発言をどのように受け止めたのか。どの女性からも、「強要するのはおかしい」と第一声で苦言を呈した。

「足痛いし。疲れるし…。見た目はきれいなのはわかるけど女性には辛い人もいるから強要するのはおかしい」(20代女性)

また、このような声も。

「履く時もあるけどフォーマルで行かないと行けないときなど、服装に合わせてる。でも会社で服・パンプスが決まっているのはおかしい」(30代女性)

こうした指摘も出た。

「女性だから履け、に対する怒りではないか。女性だってスニーカーだって履きたいのに。今回の発言の根底には、女性蔑視があるのでは」(30代女性)

■ヒールが苦手な人の割合は…

なお、しらべぇ編集部が全国の20~60代の女性686名を対象に調査したところ、全体で7割以上もの女性が「ヒールを履くのは苦手だ」と回答している。

ヒールを履くのは苦手

今回の根本厚労相の発言を機に、再び「Ku Too」のアクションに注目が集まる。


(文/しらべぇ編集部・右京 園次郎



【調査概要】

方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2018年3月23日〜2017年3月27日

対象:全国20代〜60代の女性686名(有効回答数)

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