スカートをまくり上げ… 「聖水」で観光客がトンデモ行動

しらべぇ / 2019年8月16日 10時0分

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(grinvalds/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

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「とにかく癒される」として観光客に大人気のインドネシア・バリ島。外国人観光客はこの国の経済を盛り上げ、たくさんのお金を落としていってくれる有難い存在ではあるが…。


■バリ島ウブド地区の聖なる寺院

外国人観光客が神を冒涜するような愚行を働いたと騒動になっているのは、インドネシアの人気リゾートであるバリ島ウブド地区の、現地の人々が古くから祈りを捧げてきた聖なる寺院だ。

この土地に滞在していたチェコ国籍のフィットネスモデルとそのボーイフレンドが、観光スポットとして有名な美しい森「モンキーフォレスト」を訪れた際、あり得ない行動に出ていたことを今、アジアの多数のメディアが報じている。


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■女性の尻に水をパシャパシャ

700匹以上のサルが生息し、伝統ある3つの寺院を擁するモンキーフォレスト。カップルはその1つの寺院で抱き合うなどした後、「聖水」と呼ばれる湧き水を見つけた。女性はなぜかそれに背を向け、スカートを腰の上までまくり上げ、すると男性が聖水を手にすくってそのお尻にかけてあげている。

子供のようにキャッキャとはしゃぐカップルは、そんな動画をあろうことかインスタグラムに投稿。これがあまりにも不謹慎、神への冒涜だとして、カップルは現地の、そしてバリ島を愛する世界中の人々の激しい怒りを買ってしまった。

■事前の勉強不足が災いか

自分たちの愚行に世間が眉を吊り上げ、大きな騒動になってしまったことを知り、カップルも反省したもよう。今月11日には地元となるパダンテガル村の人々に会って謝罪した。そこで、「15日に現地で行われる伝統的儀式に参加し、神に赦しを乞うように」といった説明を受けたという。

インスタグラムにも謝罪のコメントを投稿した2人だが、モンキーフォレストや聖水については「そんな神聖なものだとは知らなかった」と釈明している。訪れる前にしっかりと勉強していれば決してそんな愚かな行動は取らなかったとして、本人たちも後悔している様子だ。


■外国人観光客は評判が悪い

インドネシアばかりではない。いわゆる「行儀の悪い外国人観光客」の話題は、これまでにも多数伝えられてきた。

・2015年5月30日、マレーシア・ボルネオ島のキナバル山(標高4,095m)で、山頂を制覇した10人の外国人登山グループが全裸で記念撮影。放尿までしていた。


この国では行儀の悪い人々がいると神が怒り、天変地異が起きると信じられてきた。6日後にマグニチュード6.0の地震がその地で発生し、「彼らのせいだ」と話題になる。


・2015年10月、マレーシア・ボルネオ島のセンポルナという美しいビーチで、中国からきた男女10名のグループがトップレスあるいは全裸になり記念撮影。そうした愚行を許した中国国籍のダイビングインストラクターの男が公然わいせつ罪につき身柄を拘束される。


・2018年11月下旬、エジプトの世界遺産であるクフ王のピラミッド頂上にこっそりと登ったデンマークの男女が、全裸で性行為。その様子を自撮りしてソーシャルメディアに流出させたことから、エジプト考古省や同国の検事総長が調査に乗り出す。


昨今、現地の人々が長いこと聖なる地として祈りを捧げてきたような世界の秘境スポットが、次々と観光スポット化している。これに伴い、外国人観光客がズカズカと踏み込んできて、嘆かわしい行為を繰り返すことも増えてきた。

「観光客立ち入り禁止」といった行政による断固とした姿勢を望む声は、どの土地でも高まるばかりだという。


(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

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