埼玉県教委が教諭3人の懲戒処分を発表 「不祥事防止に努めたい」

しらべぇ / 2019年9月25日 19時40分

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(maroke/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

埼玉県教育委員会が24日、教諭3人に対する懲戒処分の発表。しらべぇ編集部は、教委への取材から、現場で何が起きているのかを探った。


■殺人未遂容疑

埼玉県教育局は、3日に交際相手の女性の首を絞めたとして、殺人未遂容疑で逮捕された春日部市立春日部中学校の臨時任用職員の男性教諭(23)を懲戒免職処分にした。この男性元教諭は、起訴されて現在拘束中のため、教委が接見で事情の聞き取りを行ない処分を決定したという。

小中学校人事課によると、男性元教諭は8月下旬に女性から別れを切り出され、「彼女を殺して自分も死のう」と自殺のために購入したロープで9月3日午前4時10分ごろ、就寝中の女性の首を絞めた。男性元教諭はその後、目が覚めた女性と一緒に久喜署に出頭した。教委の聴取で、この事実を認めたとのこと。

同人事課は、取材に対して「教員の研修を地道に行っていくしかない。そして、傷ついた児童の心のケアを県教委として、バックアップしていきたい」と述べている。


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■女子生徒に3回キスとみだらな行為

さらに、東部地区・県立高等学校の臨時任用職員の男性教諭(26)を、懲戒免職処分にした。県立学校人事課によると、元教諭は夏休み中の7月29日と8月1日の間に、女子生徒も参加していた行事に関する指導後、廊下や下駄箱の前で女子生徒に計3回キスをしたという。さらに4日、24日に県東部と都内のホテルでみだらな行為におよんでいるとのこと。

校内でキスをしていたという情報を得た女性教諭が、29日に校長と教頭に報告して問題が発覚。男性元教諭は女子生徒のクラスの副担任で、女子生徒が教諭に対して好意を抱いていたという。

ただし、2人はともに「付き合ってはいない」と答えたとのこと。男性元教諭は県教委に対し「最初は好意がなかったが、生徒から迫られ断り切れなかった」と話しているという。

■教委のルールも破っていた…

また、この男性元教諭と女子生徒は、LINEでもやり取りをしていた。しかし、県教委は、生徒と教諭のプライベートなやり取りは、メール、電話等も含めて一切禁止している。

そして、今回処分を受けた男性元教諭2人は、いずれも臨時任用職員だった。この職員たちには、年2回しか全体研修を行っていないという。

人事課は「学校現場で、校長などによる研修も強化し、不祥事防止に努めたい」と話した。


■よそ見運転で事故

また、東部地区・県立高等学校に勤務する女性教諭(26)も戒告の処分を受けた。女性教諭は、平成31年1月26日午後6時頃、私用で普通自動車を運転中、越谷市流通団地一丁目7番地先の信号機のある丁字路交差点において、停車中の相手方女性運転の普通貨物自動車に自車を追突させた。

助手席の荷物が落ちたことに気を取られ、同女性に左胸挫傷等の傷害を負わせた。過失割合が100対0だった等の理由で今回の処分に至ったという。


■教師を信頼できない人は…

ネット上では「教職という自覚がないのか」「本能のままに行動してはいけないでしょう」と不信感をあらわにする声も。しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,732名に教師をどう思うか調査したところ、4割以上が「信頼できない」と回答している。

信頼できない教師

全国で多発する教員の不祥事で、傷ついている児童・生徒たち。緊急に臨床心理士が学校に入っても、その傷が一生癒えないことがある現実を、教諭一人ひとりが重く受け止める必要がある。


(取材・文/しらべぇ編集部・おのっち



【調査概要】

方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日

対象:全国10代~60代の男女1732名(有効回答数)

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