大阪市の消防士が女性押し倒し強制わいせつ 「酔っていて介助しただけ」と供述

しらべぇ / 2019年9月26日 19時20分

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(Mihajlo Maricic/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

全国的に消防士の不祥事が相次いでいる。22日には東京消防庁の暴行事件を取材したばかり。今回の事件の詳細を探るべく、兵庫県警と大阪市消防局に話を聞いた。


■「酔っていた女性を介助しようと…」

兵庫県警垂水署は25日、神戸市垂水区に住む大阪市城東消防署勤務の消防司令補の男(32)を、強制わいせつの疑いで通常逮捕した。容疑は、3日の午前1時44分頃から45分までの間、神戸市垂水区の集合住宅敷地内で、41歳の女性にわいせつな行為をしたもの。

警察によると、女性は歩いていたところを押し倒され、胸や下半身を触られたという。女性からの被害届を受け、付近の防犯カメラを調べたところ、走り去る男の姿が映っており逮捕に至った。

調べに対して、男は「酔っていた女性を見つけ、介助のために体を支えたが、わいせつなことはしていない」と容疑を一部否認しているとのこと。


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■厳正に対処する

大阪市消防局によると、男は1日と2日は非番で、犯行後は午前9時から勤務についていたという。しらべぇ編集部の取材に対して、

「今後、事実関係を確認したうえで厳正に対処してまいりますとともに、服務規律の確保を徹底し、市民の皆様の信頼回復に努めてまいります」


とコメントした。

■不祥事が相次ぐ大阪市消防局

2018年6月には、大阪市天王寺消防署勤務の消防士長の男(当時27)が、強制性交等致傷の疑いで逮捕。男は同年6月6日の午後、無理矢理に被害者女性を自宅に連れ込み、同所において、暴行を加えた上、同女性に性交等し、傷害を負わせていた。

また、同年11月に、大阪市城東消防署消防司令補の男(当時32)が、強制わいせつ未遂の疑いで逮捕され、同年12月14日に別事案の強制わいせつ未遂の疑いにより再逮捕された事案も起きていた。


■消防士の犯罪による影響

このような事態の原因は、特殊な職業上、ストレスが多いことではないかという声もある。しかし、全国的に消防士の不祥事が相次ぐことで色々な悪影響がでる。

社会的影響、給与等の影響、法的責任(懲戒処分・刑事上の責任・民事上の責任)、被害者の人生への影響、刑事処分などさまざま。そのうちの社会的影響だけを見ても、

・所属署だけでなく、全国の消防職員全体に対する信頼を著しく損ねる


・消防行政及び学校における消防組織の円滑な運営に支障をきたす


・所属消防署だけでなく、家族や親族にもその影響が及ぶ


などがあげられる。消防士の犯罪が繰り返される緊急事態で、消防の信頼が地に落ち、真面目に職務に励んでいる職員の職務にも重大な支障をきたす可能性があることを、心に刻む必要があるだろう。


(文/しらべぇ編集部・おのっち

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