出張先で女性の部屋に侵入した自衛官 自宅からは下着がなくなっていた

しらべぇ / 2019年10月3日 14時30分

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(ChrisSuperseal/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

北海道警察は2日、住居侵入の疑いで、陸上自衛隊函館駐屯地の三等陸曹の男(29)を逮捕した。しらべぇ取材班は、陸上自衛隊から、詳しく話を聞いた。


■自宅から下着がなくなる

今回の逮捕容疑は、2019年1月31日午後3時ごろから翌日の午前2時ごろの間、札幌市南区の20代女性の自宅に侵入したもの。警察によると、当時男は仕事で札幌市南区の真駒内駐屯地を訪れていて、女性と面識はなかったという。

女性の自宅からは、下着がなくなっており、部屋には靴の足跡が残っていた。警察が付近の防犯カメラなどから男の犯行を特定したという。調べに対して、男は「下着を盗む目的で部屋に侵入した」などと供述しており、容疑を認めている。


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■「厳正に対処したい」

陸上自衛隊真駒内駐屯地によると、男は犯行当日、同駐屯地に手伝いに来ていたという。男がこのような不祥事を起こしたことに対して、第28普通科連隊長の一等陸佐は、編集部の取材に対して、

「警察の捜査に全面的に協力するとともに、明らかになった事実に基づいて、厳正に対処したいと考えている」


とコメントした。なお、自衛隊では処分対象者になると自ら退職を申し出ても、処分が決まるまで辞めることができないことになっている。

■過去にひったくりでも…

8月には、陸上自衛隊旭川駐屯地所属の3等陸曹の男(33)が、自転車に乗っていた女性(76)に背後から近づき、現金8,000円が入っていた財布などを入れた手提げバッグをひったくったとして逮捕されていた。

旭川市内では7月、64歳から88歳の3人の女性が同様の被害にあっていて、男が高齢女性ばかりを狙っていたとみられることが明らかになっている。調べに対して、「借金があり、お金がほしかった」と供述し、容疑を認めていたとのことだ。


■「ストレスで死んでしまう」

過去に窃盗などで逮捕された元海上自衛隊員によると、自衛隊内は「想像を絶するブラックな職場」だという。直接的な暴力こそなかったものの、狭い艦内で先輩から胸倉をつかまれてすごまれるなどの仕打ちを頻繁に受け、精神的に追い詰められたとのこと。

自衛隊を美化する風潮に、警鐘を鳴らす男性は「自衛隊に入るなら、必ず逃げ場をつくっておくこと。そうしないとストレスで死んでしまう」と話す。


■自衛隊の印象は…

内閣府が2018年1月に、全国の日本国籍を有する18 歳以上の3,000人に実施した「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」では、自衛隊に対する印象などを尋ねている。

「良い印象を持っている」と答えた割合が、前回15年調査比で2.4%減の89.8%。一方で「悪い印象を持っている」は前回比0.8%増の5.6%だった。

そして、自衛隊の災害派遣活動については、「被災者の救難・捜索などの人命救助活動」が、94.9%、「被災者への給食・給水・入浴などの生活支援活動」が、89.6%の認知度になっている。

9月に発生した千葉の台風被害時には、自衛隊に対する感謝のツイートがいくつも見られた。被災時は特に自衛隊の活躍が、不可欠になる。国民の期待を背負っているだけに、犯罪で話題になることは避けてほしいところだ。


(文/しらべぇ編集部・おのっち

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