強盗から妹を守った兄が惨殺 容疑者には少なくとも20回の逮捕歴

しらべぇ / 2019年10月4日 10時30分

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(manop1984/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

過去に何度も逮捕された経験のある男が、強盗目的である民家に侵入した。そのとき家にいたのは、幼い妹の世話を任されていた兄。兄はこのとき容疑者に立ち向かい、妹を守ろうと必死の抵抗を試みた。


■いきなり民家に押し入った男

先月26日のこと、米フロリダ州で暮らしていた少年(15)の家に、27歳の男が強盗目的で侵入した。

このときたまたま自宅で妹(5)の子守をしていた少年はすぐに異変に気付き、「妹は僕が守らなくては」との思いから犯人撃退を試みた。妹を置き去りにして家から飛び出し逃げることもできたはずだが、少年は必死に抵抗。

だが10歳以上も年上の相手をには敵わず、致命傷を負わされた少年はその場で死亡した。


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■警察の発表に震撼

その後、「怪我をして血を流しながら歩いている男がいる」と近所の住人が通報したことで警官隊が現場に急行した。すると手などに複数の刺し傷を負った男を発見。男は咄嗟に逃走を試みたというが警官隊は男の身柄を確保し、逮捕・拘留した。

男を拘束した警官隊は近くの家々を訪問し、被害者の有無を確認。その際に訪れた一軒の家で、息絶えた少年の遺体、そして無傷の妹を発見したという。

■少年の姿は変わり果て…

少年の遺体の状態については警察もコメントを避け、「凶悪犯罪が発生し少年が亡くなった」「少年は妹と自分の家を守ろうと必死だったようだ」とのみ公表している。

ちなみに容疑者については幾度も法に触れる行為を繰り返し、少なくとも20回は逮捕された過去があったとのこと。

しかも少年を殺害した時点では保護観察中の身だったといい、「このような凶悪犯が街をうろついているとは」「拘束、もしくは監視しておくべき人間だったのではないか」と、住民もショックを受けている。


■遺族のやるせない思い

「立派な葬儀をとりおこない見送ってやりたい」と涙する少年の家族だが、十分なお金がなく困っているとのこと。

そのため遺族はネットで支援と寄付を募っている最中だが、そこには「妹を守り命を落とした息子は英雄です」「人生は始まったばかりだったというのに、あまりにも早く命を奪われました」とも書き込んでいる。

遺族の悲しみは、いかばかりか。妹の心の傷を心配する声も多い。


(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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