ギンガムチェックも!最先端のファッショントレンドは400年前の日本、歌舞伎にあり!

しらべぇ / 2014年10月23日 8時0分

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400年以上続いている歌舞伎。実はその衣装には、その時代毎の最先端トレンドが見てとれます。

当時はもちろん洋服でなく着物。そのオシャレポイントはなんといっても「重ね着」、現代ファッションで言うところの「レイヤード」にありますね。襟元や裾からチラリと差し色を見せたり、異なる柄同志をコーディネートする「柄on柄」、ド派手な多色使いなどなど。アメリカっぽいジーパンにTシャツ文化とも、ヨーロピアンなシンプル&シルエット重視とも違い、日本人のずんどう体型をカバーしつつキレイに、かっこよく見せるコーディネートです。欧米体型のモデルさんならいいけど、そうでなければやはり古来より日本人が得意とした装いの技、これを真似するのがベストでしょう。

かといっていきなり着物を着る必要はなくて、洋服を着るときに上記の重ね着や色、柄合わせを取り入ればいいんです。うってつけなお手本のひとつが、歌舞伎の衣装。娯楽の少ない当時、歌舞伎は今で言うファッションショーやアイドルのステージのような、流行の発信源でもあったんです。

たとえば、去年流行ったギンガムチェックも、歌舞伎ではなんと200年も前にすでに取り入れていたんです。「夏祭浪花鑑」という演目の「団七」という役柄で使われたこのギンガムチェック柄は、当時も真似する人が続出し、『団七縞』と名付けられて瞬く間にトレンドの柄になったそうです。

他にも

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こんなのとか、派手な柄同士を巧みに重ね着した、今で言う「柄on柄」の高度なコーディネートテクニック!こういうテクニックを着物ではなく、洋服で活用すれば今のおしゃれとして十分通用します。シンプルシックなヨーロッパに対して、レイヤードコーディネートは実は日本人が元々得意とするところだったんですね。

ファッショントレンドは繰り返すものですから、400年の歴史がある歌舞伎衣装なら、あらゆるトレンドが入っていて当然かもしれません。「コーディネートに迷ったら歌舞伎に聞け」ですね。

歌舞伎ド素人の私でしたが、衣装という角度から見てみたら、歌舞伎がぐっと身近になりました。そんな歌舞伎インスパイアのコーディネートで、ファッションショーをやります。11/1(土)渋谷パルコで19時から。前半は若手歌舞伎役者の坂東巳之助さん、坂東新悟さんによる『歌舞伎に絡んだ面白雑貨を企画する』トークイベント。後半は歌舞伎コーディネートショー!歌舞伎のさまざまな役柄の衣装を、現代服に落とし込んだコーディネートとして可愛いモデルさん達が魅せてくれます。

実はこの歌舞伎コーディネートショー、8月に行ったものが好評につきパワーアップして2014秋冬バージョンを開催することになったんです。数百年前のコーディネートが、現代のトレンドにぴったりマッチする奇跡の瞬間をぜひご覧ください。

チケット販売サイトhttp://www.zakka-awards.jp/event/asoberukabuki.html
※このショーは11月1日~3日に渋谷パルコで開催される「雑貨大賞」(ヴィレッジヴァンガード、慶應義塾大学・森川富昭研究室主催)のイベントの一環として行われます。

使っている衣装は渋谷パルコで実際に販売中のものばかり。歌舞伎ファンなら思わずニヤリとすること請け合い、そうでない方は普通におしゃれなショーとして今秋のコーディネートの参考にできますよ!

画像引用元 : http://www.amazon.co.jp/dp/B00IMCMDKS / Photo by Yoshikazu Takada, lensonjapan

(文/久保田フランソワ http://sirabee.com/author/takuya_kubota/ )

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