グッチやプラダを生んだファッション大国イタリア男から学ぶスタイルの作りかた

しらべぇ / 2015年10月24日 10時30分

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グッチやプラダを生んだファッション大国イタリア男から学ぶスタイルの作りかた

イタリア

@iStock/Art-Of-Photo

イタリア人男性といえば、「伊達男」「おしゃれ」といったキーワードを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。グッチやプラダを代表するハイブランドを生み出したファッション大国イタリアですが、実際のイタリア人はというと、ブランド志向の人は一部の富裕層に限られています。

流行を上手に取り入れながらも、自分流ファッションスタイルを楽しむことが上手なイタリア人男性。彼らのファッションスタイルの作り方について、イタリアに7年間住んだことのある筆者がご紹介します。

■男性も着替える楽しみを忘れない

筆者の持論ですが、世界中の男性のなかで最もファッションを楽しめる人種がイタリア人なのではないかと思います。イタリアでは「ファッションは女性の楽しみ」という感覚は薄く、「男性には男性なりの、女性には女性なりの楽しみ」をファッションに見いだすのが上手です。

たとえば、ネクタイ、チーフ、スーツ、ジャケットなどは男性にしかできないおしゃれ。それらを存分に謳歌しているのがイタリア流おしゃれな男性です。

また、イタリア人は、着替えに対する労力を惜しみません。平日の仕事後に出かける時は、必ず一度家に帰ってシャワーを浴びておしゃれをしてでかけます。

知人のイタリア人は、海に行く時も「サンダルで街を歩くなんて」と言って、長ズボンと靴で海に出かけ、ビーチで海仕様に着替えていました。それはちょっと極端な例ですが、とにかくTPOに応じて着替えることの労力を全く惜しまないのがイタリア人なのです。

■オンオフの切り替えを。夜はセクシーに!

昼間のイタリア人はとってもカジュアル。イタリアには制服というものがあまり存在しないので、社会人も学生も自由な服装で日中を過ごします。ジーパン、スニーカー、リュックを愛用し、アメリカ人さながらのカジュアルテイストです。

仕事後は一度家に帰り、少しギラついたセクシーな服装に着替えて夜を楽しみます。襟の高めなシャツ、身丈の合ったジャケット、良質の革靴といったフォーマルなものを着こなして、髪型にギラつき感をいれる。昼間は無造作ヘアで出かけていても、夜は髪をジェルでギラギラに決めて全身気合いを入れてお出かけします。それを大学生の頃からです。

■定番アイテムはブランドよりオーダーメイド

フォーマルなものを若いうちから着こなすイタリア人は、定番アイテムに関しては良質なものを長く着ます。白シャツ、身丈の合った黒か茶か紺のジャケット、良質な革靴、これらのアイテムが1つずつでもあれば、お出かけ用のおしゃれには困りません。

長く着られるこれらのアイテムには決して妥協をすることなく選びます。そのポイントはブランドではなく、きちんと自分に合ったものを専門店でオーダーメイドで作ること。特にシャツとジャケットに関しては、どんなハイブランドであってもサイズがぴったり合っていないとビシッと決まらないことをイタリア人はよく知っているのです。

■流行は色で取り入れる

イタリア人は、色彩感覚に優れていて、ファッションの色使いにはとてもこだわります。それは、イタリアンの食事を飾る色彩センスともよく似ています。トマトソースのパスタにバジルの葉を飾る感覚と同じように、ファッションでも、メリハリをつけた色使いを取り入れるのが上手です。

どうやってメリハリをつけるのかというと、まずは前述の良質な定番アイテムは絶対に基本の色(白、黒、茶、紺)で揃えておきます。特にサイズの合った白シャツは絶対です。

ジーパンというシンプルなスタイルでも、流行の色のストールを一枚巻くだけ、もしくは流行の色のシンプルなカーディガンや薄手のニットを肩から掛けるだけで、コーディネートに変化があらわれ、色も添えられて華やかになります。

ちなみに、流行色のものはオンオフどちらにも使えるもので、且つ安手のものでOK。ストールであれば、一枚あれば1年中通して使えるし、薄手のニットやカーディガンなら春、秋だけでなく上手に重ね着をすれば冬場も使えます。

他にはシンプルなTシャツや、靴下、ネクタイ、チーフ、ベルトなどの小物も流行色で取り入れやすいアイテムです。

イタリア伊達男流の自分スタイルの作り方、実はそんなに難しいテクニックやずば抜けたセンスなどがなくても誰でも意識次第で取り入れられるものばかりだと思います。季節の変わり目、ぜひ上手に取り入れて秋のファッションを楽しんでみてください。

(文/しらべぇ編集部・砂流恵介・辰巳真理)

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