そこまでやる?プロスポーツ選手の「推定」年俸報道に違和感を持つ人は35.1%

しらべぇ / 2014年11月8日 10時0分

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サラリーマンにとって、給料やボーナスの額は、「他人のは知りたいけれど、自分のは絶対に知られたくない」という、いわば究極の「禁断の花園」ではないでしょうか。特に同じ会社内だと、「俺の方が仕事をこなしているのに、なぜあいつの方が評価されているんだ?」と、社員間に不協和音を生じるきっかけにもなりかねません。

ところがある業界では、各所属員の年収が当然のように公開されています。それはプロのスポーツ選手です。プロ野球シーズンが終わった今、毎日のようにスポーツ紙の紙面を賑わせているのは、「誰々の来年の年収がいくらになったか」という情報。いわゆる「ストーブリーグ」と呼ばれるこの季節は、野球選手にとっては1年間のがんばりを評価される、通知表を受け取る瞬間のようなタイミングです。

会社(野球選手の場合は「球団」ですね)からの評価がここまで大っぴらに公開されることは、一般のサラリーマンからすると考えられないこと。そこでしらべぇ編集部では「マインドソナー https://mind-sonar.com/target/We2beec06-d0e4-4603-88f6-e7701e1d87dc 」を使ってアンケートを取ってみました。

【プロスポーツ選手の年俸額が当たり前のように報道されていることに、違和感がある人の割合】

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・ 違和感がある:35.1%
・ 違和感はない:64.9%

3人に1人以上が「違和感がある」と答える結果になりました。誰もが年収額を公開されること自体もそうですが、「確定」ではなく「推定」でしかないのに、あたかもそれだけ貰っているかのような報道をされることも、疑問を感じさせるポイントなのかもしれません。

あの「『推定』年俸」という言葉、どうやって推定しているのかをスポーツ紙関係者に聞いてみると、「選手や球団広報とのやり取りの中で弾き出し、記者クラブで他紙の記者とすり合わせてコンセンサスを取る。経験上、大きなずれは生じないものの、本当に正しいかは選手が話でもしない限り分からず、そのため『推定』となっている」とのこと。かなり地道な作業によって年俸報道は成り立っているようですが、そこまでやってしまうのには、「違和感がありながらも、他人がいくら貰っているかは気になる」という「人間の性」が反映されているのでしょうか。

そうやって推定された2014年の年俸において、各分野1位の選手は以下のとおりです。

・ 日本プロ野球 阿部慎之助捕手 5.7億円
・ アメリカ メジャーリーグ ザック・グレインキー投手 約26億円
・ メジャーリーグ所属日本人 田中将大選手 約22億円
・ 欧州サッカー クリスティアーノ・ロナウド選手 約59億円
・ 欧州サッカー所属日本人選手 香川真司選手 約9億円
・ F1 フェルナンド・アロンソ選手 約28億円
・ バスケットボール コービー・ブライアント選手 約30億円
※為替は発表当時のもの。スポンサー契約料等は除いた金額。

なお過去には、記者に推定させる前に契約更新後の記者会見で、正式な金額を自ら発表してしまった選手もいます。後に伝説にもなった、落合博満さんの「いち、ろく、ご(1億6500万円の意)」です。

ちなみに、これを調べていて驚いたのですが、なんとGoogle先生は、選手の年俸まで教えてくれるようになったのですね。どこまでも人間の知識欲に応えてくれるGoogle先生に、感服です。

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画像はGoogle検索結果のキャプチャです。

(文/しらべぇ編集部・植岡耕一 http://sirabee.com/author/koichi_ueoka/ )

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