全部クリアは至難の業! バリ島で「一夫多妻」を実現するために必要な条件とは?

しらべぇ / 2014年12月6日 17時0分

Flickr photo by Mike Licht https://www.flickr.com/photos/notionscapital/

こんにちは、バリ島在住ライターの平です。しらべぇでバリ島の“リゾート以外の情報”をメインで紹介することになりました。

今回は一夫多妻についてです。

バリ島といえば、一夫多妻!そんなイメージをもつ人は少ないと思いますが、実際にバリ島では一夫多妻は珍しくはありません。

バリ島のあるインドネシアでは、イスラム教の影響で法律でも一夫多妻が認められており、最大で4人まで妻を娶ることができます。デヴィ婦人が、スカルノ大統領の第3婦人だったのは有名な話ですね。

とはいえ、バリ人はバリヒンドゥー教を信仰している人が9割以上なので、一夫多妻文化はもともとはなかったようです。まあ、どこの国の男も都合よくきまりを使うものですから。

しかしいくら一夫多妻がOKとはいえ、しかるべき手順を踏まなければ結婚は認められません。とくにバリ島では、ヒンドゥー教のきまりごとにも配慮しする必要もあり、結婚するためにはわりと労力がかかるようです。

今回は男性陣の永遠の憧れ「一夫多妻」を実現するための必要条件を具体的にご紹介します。

■これが一夫多妻の必要条件だ!

まずは次のような前提条件があります。

●現在の妻と夫婦関係に問題がある(ここでは恐らく性的な意味)

●病気のため妻としての役割を果たせない

●子供ができない

実は我が家のお隣さんも絶賛一夫多妻中ですが、第一夫人は健在、子供もいらっしゃいます。あれ?おかしいですね。とにかく前提条件をクリアした場合に限って、初めて次の夫人を選ぶことができます。さらに夫人候補が見つかってからも、結婚までの道のりはなかなか険しそうです。

1: 既に結婚している夫人達全員から承諾のサインをもらうこと

しょっぱなから難関中の難関、キマシター!でも、お隣の旦那さんにたずねたところ、「サインなんてもらう必要ない」とのことでした。

2:複数の夫人とその子供を養うための潤沢な資産を証明できること

一夫多妻はやはり富裕層のステイタスということでしょうか。いや待てよ。そういえば、お隣さんは先月電気を止められていました。でも今月は土地を売却し、潤沢な金を手に入れたようです。と思ったら、今度また夫人が増えるようです。

3:全ての夫人と子供に平等に接すること

わかっちゃいるけど、若い方に流れちゃうんだな、これが。お隣の旦那さんによると「平等って言ってもなぁ。できないもんはできねーよ」とのことで、やはり若い奥さんに流れまくっているようです。

4:宗教機関に申請し承認を得ること

宗教機関に認められて、初めて正式な夫婦になることができます。「それ、どこにあんの?」by お隣の旦那さん。もう手に負えません……

さらにバリ島では、バリヒンドゥー教の儀式が厳格に決められているため、こちらの宗教にのっとった結婚式を行う必要があります。儀式は夫の自宅で行うのが基本なので、他の夫人などに見守られながら結婚することになります。結婚式中に呪い殺されそうですね。

しらべぇ1205バリ2

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ちなみにお隣さんは、バリヒンドゥーも無視して第二夫人の実家で勝手に式を挙げてきたそうです。法律も宗教も超えた男、それが「お隣の旦那さん」です。

いかがでしたか。やはり一夫多妻を実現するのは、簡単ではないことがおわかりいただけたと思います。

■もしかしたら、それ以上に必要かもしれないのが…

先ほどからたびたび登場する「お隣りさん」は、同じ敷地内で第一夫人、第二夫人が生活しているので喧嘩が絶えず、一時は壁越しに見物人がでるほどの荒れようでした。しかし第3夫人ができ、第4夫人候補が妊娠するに至り、今では落ち着きを取りもどしています。共通の敵は女の結束を固くするものです。

一方で旦那さんは、6人まで奥さんが欲しいと言っています。法律も宗教も超えた男、それが「お隣のアホ」です。一夫多妻というと、男性にとっては夢のハーレムのように聞こえるかもしれませんが、実際には妻が増えるほど、問題が増えることも事実。

高い問題解決能力と強い精神力と精力、さらにはサバイバル能力があるアホにのみ、一夫多妻はおすすめです。

(取材・文/しらべぇ海外支部・平理以子 http://sirabee.com/author/taira/ )

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