プラセンタの効果(4)生理不順

スキンケア大学 / 2017年5月20日 8時15分

プラセンタにはホルモンバランスを整える効果があるため、生理不順の緩和に有効です。また、生理前のニキビやPMS(月経前症候群)の改善にも役立つとされています。

プラセンタ療法を行うとホルモンに似た作用として、場合によっては生理が早まることがあります。しかしプラセンタ自体にはホルモンは含まれていないので、子宮内膜症などの持病がある方でも症状が悪化する心配はありません。

プラセンタ療法とは

プラセンタとは哺乳類の胎盤から有効成分を抽出した胎盤エキスのことで、胎児に必要な栄養素が豊富に含まれています。具体的にはアミノ酸やタンパク質、脂質、糖質などの栄養素、身体の働きを活発にするビタミン・ミネラル・核酸・酵素といった生理活性成分、細胞の新陳代謝を促す成長因子などです。

このプラセンタをサプリメントや注射、塗布などで体内に取り入れることをプラセンタ療法と言います。

女性ホルモン分泌のメカニズム

生理周期などに影響を及ぼす女性ホルモン分泌のメカニズムを見てみましょう。

1.間脳にある視床下部が血液中に含まれるホルモン量をはかり、必要に応じて性腺刺激ホルモン放出ホルモンを分泌します。

2.性腺刺激ホルモン放出ホルモンの働きで、脳下垂体は性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン、黄体化ホルモン)を分泌します。

3.これにより、卵巣が卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌します。

プラセンタと生理不順

健康から美容まで様々な効果が期待できるプラセンタ。女性特有の悩みである生理不順にはどのように作用し、改善をもたらすのでしょうか?

生理不順の多くはストレスや不規則な生活習慣などにより、女性ホルモンのバランスが乱れることが大きな原因となっています。したがって正常な生理周期を保つには、女性ホルモンが適切に分泌される必要があります。

プラセンタには、女性ホルモンの分泌を促しバランスを整える働きがあります。この作用によりホルモンバランスの乱れから起こる生理不順、生理前のニキビ、PMS(月経前症候群)などの緩和に効果を発揮します。

プラセンタとPMS

プラセンタ療法は、「生理不順ではないけれど、PMSに悩まされている」という方にもオススメです。

プラセンタには卵巣機能を活性化してホルモンバランスを整え、自律神経を調整する作用があります。自律神経はストレスと深い関わりがあるため、これが改善されると生理不順だけでなくPMSの症状であるイライラの改善にも有効となるのです。

プラセンタ療法に副作用はある?

プラセンタ自体にホルモンは含まれないので、プラセンタ療法にはほとんど副作用がなく長期にわたって続けることができます。また、子宮内膜症などの疾患をお持ちの方でも安心して受けられます。

場合によっては生理が早まることがありますが、ほとんどが一時的なもので、プラセンタ療法を継続していくと正常に戻ります。それでも副作用が気になるという方は、プラセンタ療法を受ける頻度や量をドクターと相談して行うことをオススメします。

(この記事の監修:​ 赤坂ビューティークリニック 院長 / 青山秀和 先生)

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