プロテオグリカン配合化粧水の効果と正しい選び方

スキンケア大学 / 2017年3月18日 20時10分

最近、美容業界で注目を集めている「プロテオグリカン」。あまり聞き馴染みがないという方もいるでしょう。そこで、プロテオグリカンの美肌効果と、プロテオグリカン配合の化粧水を選ぶときのポイントについてご紹介します。

プロテオグリカン配合化粧水の効果

(1)EGF様作用

人の肌にはEGF(Epidermal Growth Factor)と呼ばれる上皮成長因子があります。これは肌の細胞を増やしたり成長させたりする因子のことで、年齢と共に減少する特徴があります。

このEGFが減少すると新陳代謝が悪くなり、肌の老化を引き起こすのです。医薬品メーカーの研究によると、プロテオグリカンはこのEGFと同様に肌の細胞の増殖を促進する作用が実証されており、乾燥やシワ、たるみ、血行の改善などのエイジングケア効果が期待されています。

(2)ヒアルロン酸・コラーゲンの産生促進

ヒアルロン酸は肌にみずみずしさを与え、コラーゲンは肌に弾力をもたせる働きがあります。どちらも美肌には欠かせない成分ですが、プロテオグリカンはこの2つの成分が作られるのを助ける働きがあると言われています。

また、プロテオグリカンはもともと人をはじめ、動物の細胞の表面や軟骨に存在しているので、肌に馴染みやすい性質があります。

(3)保湿効果

プロテオグリカンは保湿に優れているヒアルロン酸以上に高い保湿力があると言われています。化粧品メーカーの研究では、ヒアルロン酸よりはるかに長時間保湿性を保持でき、保水力や必要な皮脂量が向上するという結果が発表されています。

(4)色素沈着の予防・改善

プロテオグリカンには肌の色素沈着を予防・改善する効果も期待されています。化粧品原料メーカーの実験では、プロテオグリカン摂取後に皮膚への紫外線照射をしたところ、炎症による赤みや色素沈着が抑えられ、日焼けのダメージが和らいだという結果がでたそうです。

プロテオグリカン配合化粧水の正しい選び方

(1)原料の配合量をチェック

化粧水に配合されている成分の種類が多いと、成分一つひとつの配合量が少なくなり効果が低くなってしまう場合があります。

美容成分の種類が増えると、その分化粧品を安定させるための防腐剤などの添加物も増える傾向もありますので、効果を求める成分の含有量が多いシンプルな化粧水を選ぶと良いでしょう。

(2)配合成分をチェック

乾燥した肌はバリア機能が低く、化粧品の添加物の影響を受けやすい状態です。可能なかぎり添加物の少ない化粧水を選びましょう。ただし、防腐剤など一定の品質を保つために添加物が必要な場合もあります。

(3)原料の抽出方法や製造工程をチェック

プロテオグリカンは、食用酢酸溶液やアルコールなどのアルカリ濃度の低いアルカリ性溶媒による抽出がふさわしいとされています。また、プロテオグリカンはタンパク質なので、加熱すると変性して効果が低くなります。非加熱で製造されることが望ましい成分です。

プロテオグリカンの原液や水溶液を手持ちの化粧水に加えてオリジナルの化粧水を作ることもできます。さらにプロテオグリカンの高い効果を求めるならば、美容液も使用すると良いでしょう。

(この記事の監修: 札幌シーズクリニック 院長 / 大久保真 先生)

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