ブレーメン地元番記者が語る大迫勇也…復帰へ期待も「不動のレギュラーではない」

サッカーキング / 2019年3月17日 10時37分

昨夏にケルンからブレーメンに移籍した大迫勇也 [写真]=Getty Images

 ブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也は背中にケガを負った影響で、2019年に入ってクラブの試合に出場できていない。それでも地元メディアからの期待は大きいようだ。アジアカップ期間中に日本代表の動向も報道していたブレーメンの地元メディア『ダイヒシュトゥーべ』のビョルン・クニプス編集長に、今シーズンこれまでの大迫の評価を聞いた。

 大迫は昨夏にケルンからブレーメンに加入。この移籍はフロリアン・コーフェルト監督の強い意向によって実現したという。クニプス氏は「ユウヤは今シーズンの補強の“目玉”選手だったんだ」と明かした。「オランダ代表のデイヴィ・クラーセンをクラブ史上最高額(1350万ユーロ=約17億円)で獲得したから、かすんでしまったけどね。昨夏のユウヤの入団会見のとき、コーフェルト監督は『彼こそが、この夏の最重要補強選手だ。それを忘れないでくれ』と我々に強調していたよ」

 今シーズンは前半戦だけで公式戦15試合に出場し、4ゴールを記録。前半戦のパフォーマンスについてクニプス氏は、「及第点以上のプレーを見せていたね」と評価している。

「監督はパフォーマンスに満足しているだろう。ユウヤは、なぜ指揮官がなんとしても獲得したかったのかを、ピッチ上でも示してみせた。監督が非常に気に入っているのは感じ取れる。コーフェルト監督のサッカーでは前線に彼のような選手が不可欠で、監督が求める能力を全て兼ね備えている。フレキシブルで多くのポジションでプレーでき、正確にボールを扱い、スピードもある。監督はサイドに置きたがるが、センターフォワードとしてもプレーできる。本当に驚くほどに、さまざまな戦術に柔軟に対応できる」

 しかし、現場のスタッフやジャーナリストの評価は高いものの、現地のファンを“興奮させる”ためには、もっと得点に絡む必要があるようだ。「玄人を唸らせることはともかく、ファンや観客を本当に熱狂させるほどのプレーは見せていない。この点では、もっと良くなることを期待したいね。もっとゴール前のチャンスを生かさないといけない。アシストもそうだが、得点が欲しいね」

 大迫はアジアカップに出場したにもかかわらず、ブレーメン合流後は背中のケガにより離脱を強いられている。このことでクラブは日本サッカー協会(JFA)への不満を顕にし、さらにはコパ・アメリカへの招集拒否をすでに通達したことを発表した。この一件について、クニプス氏は「クラブはコパ・アメリカへの参加をかなり強く拒否すると言っている」と解説する。

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