日本周辺を見守る気象衛星「ひまわり9号」 JAXAが11月1日に打ち上げへ
sorae.jp / 2016年9月2日 23時25分
JAXAや気象庁は9月2日、静止気象衛星「ひまわり9号」を今年の11月1日に打ち上げることを発表しました。打ち上げは種田島宇宙センターの大型ロケット発射場から、日本時間の15時20分〜18時18分に行われます。
このひまわり9号は気象庁が開発し、三菱電機が製造を行う静止気象衛星です。内部には最先端の可視赤外放射計(AHI)を搭載し、日本周辺地域の天気予報や台風・集中豪雨、気候変動などを観測し、私達の生活だけでなく航空機や船舶の運用にも役立てられます。
現在は同じく静止気象衛星「ひまわり8号」が運用中ですが、ひまわり9号はこの8号の後継機として8年以上運用されます。なおこれらのひまわり8号や9号は広い観測バンドを所有し(可視域3バンド、近赤外域3バンド、赤外域10バンドの計16バンド)、可視域3バンドを利用してカラー画像の撮影も可能です。
また、打ち上げはJAXAと三菱重工が開発し、三菱重工によって製造されるH-IIAロケット31号機によって行われます。H-IIAロケットは液体燃料ロケットで、今回打ち上げられるH-IIA202型は2本の固体ロケットブースターをロケット脇に搭載。そしてひまわり9号を近地点高度約250km、遠地点高度役3万6000kmの静止トランスファー軌道(GTO)へと投入するのです。
Image Credit: JAXA
■H-IIAロケット31号機による静止気象衛星「ひまわり9号」(Himawari-9)の打上げについて
http://www.jaxa.jp/press/2016/09/20160902_h2af31_j.html?utm_source=rss&utm_medium=rss
この記事に関連するニュース
-
IST、H-IIAロケット初代打ち上げ執行責任者の前村孝志氏が技術顧問に就任
マイナビニュース / 2024年4月25日 17時0分
-
アストロスケールのデブリ除去実証衛星「ADRAS-J」、対象デブリの後方数百mまで接近に成功
マイナビニュース / 2024年4月22日 19時58分
-
【失敗からの逆転劇】H3ロケット「こういう日が来るから」 “打ち上げ成功”まで…技術者たちの2516日 <NNNセレクション>
日テレNEWS NNN / 2024年4月20日 14時29分
-
宇宙と人をつなぎワクワクを届ける【ロケットアクスタ】クラウドファンディング4月21日スタート
@Press / 2024年4月18日 10時0分
-
H3ロケット3号機は「もう試験機ではない」 - 打ち上げに向けた計画が明らかに
マイナビニュース / 2024年4月16日 14時17分
ランキング
-
1平均月23万円だが…〈初給与〉に心躍る大卒新入社員〈給与明細〉を見て愕然「天引き額が多すぎる!」
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月25日 7時15分
-
2「いつまでも結婚できない40代男性」の勘違い…高年収でも女性から選ばれない“深刻な原因”
日刊SPA! / 2024年4月25日 11時11分
-
3初期から老眼鏡をかけっぱなしにすると「老眼」が早く進む【一生見える目をつくる】
日刊ゲンダイ ヘルスケア / 2024年4月25日 9時26分
-
4「健康食品は健康に悪い」という不都合な事実…紅麹サプリ問題で明確になった健康食品の恐ろしいリスク
プレジデントオンライン / 2024年4月25日 9時15分
-
5ビジネスシーンでの「方言」どう思う? 「標準語にすべき」「方言でも問題ない」意見真っ二つ! マナーコンサルタントの見解は
オトナンサー / 2024年4月25日 7時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください