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銃弾避ける戦闘機の「プロペラ同調装置」を再現 動作のスローモーション動画が登場

sorae.jp / 2016年12月6日 17時14分

20161206npela
 
今はジェット戦闘機全盛の時代ですが、かつてのレシプロ機の時代は飛行機への機関銃の搭載と「プロペラ同調装置」の登場により、激しい飛行機同士の空中戦が始まりました。
 
このプロペラ同調装置はプロペラが一定の角度の場合にのみ銃弾が発射される装置で、ドイツの「フォッカー・アインデッカー」から本格的に搭載がスタートしました。そして今回の動画は、戦闘機そのものではありませんがプロペラ同調装置を再現し、スローモーション撮影したものです。
 

 
YouTubeチャンネルのThe Slow Mo Guysは、飛行機のプロペラ部分と本物の機関銃を用意。そして機関銃を発射しながら、120,000fpsという超スローモーションにてプロペラの回転を撮影します。
 
さて実際に機関銃を発射すると、確かにプロペラの回転を縫うように銃弾が発射されていることがわかります。さらに続けてプロペラを固定したまま機関銃を発射すると、弾丸は一発でプロペラを通過。いかにプロペラ同調装置が大事なのかがわかります。
 
その後機関銃の発射を続けると何発かはプロペラにヒットしてしまいますが、これはセッティング不足なのでしょうか。プロペラ同調装置の実際の仕組みを聞くと「な~んだ」と思ってしまいますが、これによって本格的な空中戦が始まったと思うと、なんとも感慨深いものがありますね。
 
Image Credit: YouTube
■BULLETS VS. PROPELLER IN SLOW MOTION
http://www.wideopenspaces.com/bullets-vs-propeller-in-slow-motion/?utm_source=rss&utm_medium=rss
参照:関賢太郎(2016)『戦闘機と空中戦の100年史』潮書房光人社29頁

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