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ESA、宇宙重力波望遠鏡「LISA」を2034年に打ち上げ予定

sorae.jp / 2017年6月22日 10時0分


 
ESA(欧州宇宙機関)は2017年6月20日、宇宙重力波望遠鏡「LISA」を次期宇宙科学ミッションとして選定しました。LISAの打ち上げは2034年を予定しています。
 
すでに2015年には実証機となる「LISAパスファインダー」が打ち上げられていた、この計画。また2016年には世界で初めて重力波が観測されるなど、現在は重力波天文学へと大きな期待が寄せられています。
 
LISAでは3つの観測衛星を利用します。それぞれの観測衛星は宇宙空間にて一辺が250万キロとなる三角形を形成し、重力波を観測するのです。
 
今回、ESAによる3つ目の宇宙科学ミッションとして選定されたLISA。なお、他の2つは木星衛星探査計画「JUICE」の2022年の打ち上げや、X線観測衛星「Athena」の2028年の打ち上げとなっています。
 
Image Credit: AEI/MM/exozet
■ESA moves forward on gravitational wave and exoplanet missions
http://spacenews.com/esa-moves-forward-on-gravitational-wave-and-exoplanet-missions/
■GRAVITATIONAL WAVE MISSION SELECTED, PLANET-HUNTING MISSION MOVES FORWARD
http://sci.esa.int/cosmic-vision/59243-gravitational-wave-mission-selected-planet-hunting-mission-moves-forward/

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