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NASA、天候観測衛星「JPSS-1」打ち上げに成功 「デルタ II」ロケット利用

sorae.jp / 2017年11月20日 10時39分


 
2017年11月18日(現地時間)、NASAはユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)の「デルタ II」ロケットをヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げました。ロケットに搭載された天候観測衛星「JPSS-1(Joint Polar Satellite System-1)」は予定軌道への投入に成功しています。
 
このJPSS-1は4つのシリーズの人工衛星のうちの最初の一つで、天気予報の精度向上や地球観測に利用されます。人工衛星を運用するのはNASAとNOAA(アメリカ海洋大気庁)。衛星は極軌道に投入され、地球を90分毎に周回しなが地表温度を観測します。人工衛星のサイズは4.5メートル、重量は約2.3トンです。
 
NOAAのSteve Volzディレクターは、「JPSS-1はハリケーンや山火事などの自然災害にも、適切なタイミングでの観測が可能です」と期待を寄せています。また同人工衛星は運用開始後には「NOAA-20」と名称が変更されます。
 
また打ち上げに利用されたデルタ IIロケットは、1989年から運用が開始されました。そして、これまでに人工衛星から火星探査機まで50のNASAの人工衛星を打ち上げてきた実績があります。。ただしその運用終了も近づいており、最後のミッションとして2018年に「ICESat-2」の打ち上げを予定しています。
 
Image Credit: ULA
■First-of-Its-Kind Satellite Launches to Track Earth’s Weather Like Never Before
https://www.space.com/38766-jpss1-weather-satellite-launch-success.html
(文/塚本直樹)

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