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民間宇宙旅行「VSSユニティ」7回目のグライダー飛行を実施 ヴァージン・ギャラクティク社

sorae.jp / 2018年1月15日 13時2分


 
民間宇宙旅行の実現を目指すヴァージン・ギャラクティック社は2018年1月11日、スペースプレーン「スペースシップ・ツー」による7回目のグライダー飛行に成功したことを発表しました。
 
スペースシップ・ツーの2機目となる「VSSユニティ」は、まだエンジンを点火しての飛行は実施していません。7回目となる今回のグライダー飛行では、パイロットはグライダー飛行における最高速度でのテストを実施したと語っています。
 
実際の商業飛行では、まず母艦となる「ホワイト・ナイト・ツー」が2人のパイロットと6人の乗客を乗せたスペースシップ・ツーを高度約15kmで切り離し、エンジンを点火。そして高度約100kmの宇宙空間へと到達し、数分間の無重力(微重力)状態が体験できます。その後、スペースプレーンはグライダー飛行で地上へと帰還するのです。
 
ヴァージン・ギャラクティックは2017年7月時点では、「2018年半ばにCEOがテスト飛行を行い、2018年末までに商業飛行を開始する」と表明しています。しかしそのためには、エンジン飛行を検証しなければなりません。まさに人類の夢ともいえる定期的な宇宙旅行は、はたして年内に実現するのでしょうか?
 
Image Credit: ヴァージン・ギャラクティック
■Virgin Galactic’s VSS Unity Soars on 7th Glide Flight (Photo)
https://www.space.com/39360-virgin-galactic-spaceshiptwo-seventh-glide-flight.html
(文/塚本直樹)

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