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エアバス、超長距離型の「A350-900ULR」をロールアウト 約1万8000km、20時間以上の航行可能

sorae.jp / 2018年3月2日 14時57分


 
エアバスは2018年2月28日(現地時間)、A350-900の超長距離型となる「A350-900ULR(Ultra Long Range)」をロールアウトしました。
 
エアバスの最新ジェット旅客機「A350 XWB」のバリエーションとなるA350-900ULRは、その名の通り航続距離の長さが特徴。追加燃料タンクなしに積載燃料量を2万4000リッター増加させ、シンガポールからニューヨーク間をノンストップで飛行することができます。最長航行距離は9700海里(約1万8000km)、あるいは20時間以上の連続航行が可能です。
 
A350-900ULRはシンガポール航空が7機を発注しており、2018年後半に運行を開始する予定です。一方エアバスはA350 XWB全体で全世界45社から854機の確定注文を受け付けており、シンガポール航空はその中でも最大規模の顧客のうちの1社となっています。
 
Image Credit: エアバス
■First Ultra Long Range A350 XWB makes its debut
http://www.airbus.com/newsroom/press-releases/en/2018/02/first-ultra-long-range-a350-xwb-makes-its-debut-.html
(文/塚本直樹)

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