銀河の形成プロセスを知るための1つの手がかり
sorae.jp / 2019年4月19日 23時38分
くじゃく座にある渦巻銀河「NGC 6753」は、地球から約1億5000万光年離れた場所に位置しており、「LEDA 62870」や「ESO 184-22」として知られています。1836年7月にイギリスの天文学者ジョン・ハーシェルによって発見され、2000年5月にはIa形超新星「SN 2000CJ」が観測されています。
この画像は、2013年に天文学者が銀河コロナの詳細を調査するために選ばれたものです。銀河コロナは、銀河ハローを構成する熱いガスの領域で、銀河の形成プロセスを知るための1つの手がかりとして考えられています。「NGC 6753」が選ばれた理由は、天文学的に近く大きい既知の銀河だった為と説明されています。
なお、ハッブル宇宙望遠鏡の広域惑星カメラ2「WFPC2」の2つのフィルター(F300W・F814W)で撮影されたこの画像が公開されたのは、それから4年後の2017年9月になります。鮮やかな黄色と青色は、疑似カラーによるものですが、鮮明な銀河の中心部分や渦巻腕全体に見られる青く若い星団と黄色く輝く古い星々捉えています。
Image Credit:ESA/Hubble & NASA / Acknowledgement: Judy Schmidt
http://www.sci-news.com/astronomy/hubble-spiral-galaxy-ngc-6753-05232.html
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