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ロシア、民間の通信衛星と18機の小型衛星を「相乗り」で打ち上げ

sorae.jp / 2020年9月29日 17時9分

Gonets-Mを搭載したソユーズ2.1bロケット

▲Gonets-Mを搭載したソユーズ2.1bロケット(Credit: ROSCOSMOS)

ロシアは日本時間9月29日、民間の通信衛星「Gonets-M」の打ち上げを実施しました。Gonets-Mを搭載したソユーズ2.1bロケットは、ロシアにあるプレセツク宇宙基地から打ち上げられました。

ロスコスモスによると「打ち上げは正常に行われ、全ての人工衛星が目標軌道に投入された」ということです。

今回の打ち上げでは、小型人工衛星18機の「相乗り」打ち上げ(ライドシェア)も行われました。フィンランドやアメリカ、カナダ、リトアニア、アラブ首長国連邦(UAE)、ドイツなどの小型人工衛星が搭載されており、フィンランドに本社を置く宇宙ベンチャー企業「ICEYE」の地球観測小型衛星3機も含まれているということです。このような人工衛星の「相乗り」打ち上げは、小型衛星の開発により今後ますます普及していくと見られています。

なお、Gonets-Mの次回の打ち上げは今年11月16日以降にも予定されています。

 

Image Credit: Roscosmos
Source: NASASpaceFlight.com
文/出口隼詩

 

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