マンションと一戸建てどちらが住み心地がいいか[コラムニスト木村和久]

日刊SPA! / 2018年4月23日 15時52分

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― 木村和久の「オヤ充のススメ」その207 ―

 最近のタワーマンションの評判はどうでしょうか。資産価値はあるけど、上層階からの落下物騒ぎとか外国人が夜中に騒ぐなど、いろいろ弊害も起こると聞きます。どの住宅にせよ、見た目と内情は、大分違うのです。今回は一般的に言われているタワー系大規模マンション、低層型マンション、そして戸建住宅の3つを比較。住み心地を検討してみます。

 まずタワーマンションなどの大規模集合住宅ですが、メリットは眺望や資産価値、ステイタスなど沢山あると聞きます。一方、デメリットも結構あるのです。

◆大規模集合住宅のデメリット

①下に降りるだけで時間がかかる

 まず戸数がデカく、階数がとんでもないので、下に降りるだけ時間がかかります。ゴミ出しはほとんど外に出るような感覚で、女性ならジャージなどの部屋着では出にくいかも。ゴミ出しに5分、郵便や新聞を取るのにも、着替えて出るという面倒くささがあります。

②エレベーターが混む

 朝の出勤時はお約束ですね。仕方ないです。しかも地震でエレベーターが自動停止したら、地獄です。新しいマンションほどセンサーが優秀で震度4ぐらいで停止する場合もあります。つまり、年に1回ぐらいは緊急停止することがあるのです。そのとき、トイレに行きたくなったら、地獄絵です。死んだフリしますか?

 まあトイレ問題は置いといても、エレベーターが動かないと、高層階に行くのがひと苦労です。メンテの日もね、動いているエレベーターが混むのは目に見えていますから。

③管理組合も船頭多くて話がまとまらない

 大きいマンションだと管理組合に流れてくる金額もデカく、それをネコババするケースがあります。理事長が通帳とハンコを持つシステムだから、起きるんですね。管理会社が持っていて、盗難保険をかけ、使うときだけ理事長がハンコを押せばいいんです。 最近は賃貸の人が管理組合に参加できるケースが増えました。そうなるといずれ出て行く賃貸派は好きなことを言いたがります。ペット飼育を全面開放しろとか、駐車場の料金を値下げしろとか。これでは、制御不能になります。強いリーダーシップを理事長に求めますが、現実は逆の方向に動きがちです。

 つまり、管理組合に派閥ができたり、政治的な心情を持った人たちが牛耳ろうとしたり、妙な活動家が徒党を組んだりと厄介が起こりやすいのです。

④騒音問題がわりと頻繁に起こる

 大規模住宅だと引っ越しも頻繁に起こりますから、近所に誰が住んでいるかわからない。特に投資目的で買っている人は、賃貸の人が暴れていても家賃さえ入ってくればいいからと、あまり話を聞こうとしません。眺めのいいマンションだと、パーティも頻繁にしますから、近所で騒音問題が起こりやすいのです。

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