“Supremeおじさん”はイタい? 40代の「ロゴ入りアイテム」はどこまでOKなのか

日刊SPA! / 2019年1月18日 8時54分

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ロゴの主張が控えめなTシャツに、フォーマルなジャケットとスラックスを合わせ、さらに黒スニーカーでカジュアルダウンしてみた

 約20年前の裏原宿系ブームを牽引したストリートブランドの“Supreme”。その後、いったん陰りを見せたが、ハイブランドとのコラボや近年の’90年代リバイバルブームなどにより、10代・20代の若者を中心に人気が再燃している。一方で、当時憧れながらも貧乏で購入を諦めざるを得なかった若者は、いまや小金を持った中年に。そんな彼らは「Supremeさえ着ていればおしゃれ」と短絡的にボックスロゴのTシャツを着て“ドヤ顔”で休日の街を練り歩く。

 こうした思考停止状態を、ファッションバイヤー・MB氏は次のように指摘する。

「中年にはカジュアルすぎるのに、『昔と変わらず今もイケているブランドだから』という絶対的な信仰に毒されていると思います」

 アイテム別の「あり・なし」を女性300人に調査したアンケートでは、「ロゴ入りTシャツ」が108人、「ロゴ入りパーカ」が83人と、主役級のアイテムを「あり」と回答した女性は半数を大きく下回る。

「見た目は秋葉原のおじさんと大差ない」(21歳・大学生)や「40代男性の魅力は落ち着いた大人な雰囲気。なのに若づくりしすぎで痛々しい」(26歳・金融)と、そのコーディネートやセンスのなさにダメ出しが殺到。“Supremeおじさん”を冷ややかに見ていることがわかった。

◆小物ならギリOKだが、中年らしさは失われる

 その理由をファッションディレクターの藤巻英治氏はこう語る。

「若者が並んででも欲しいレアなアイテムを、中年男性が同じように手に入れようとする。その大人げない必死さが透けて見えると女性は残念な気持ちになります。どうしても着るならパンチ力のあるボックスロゴのアイテムはすべて避け、目立たないロゴのアイテムか、ピスタグだけにブランド名が入ったシャツが無難です」

 MB氏も「Tシャツ、デニム、スニーカーとすべてカジュアルだとメリハリがなくダサい印象に。Tシャツはフォーマルスタイルの遊びや外しにして」と手厳しい。

 続いて、女性的に「あり」なアイテムを見ると「ロゴ入りiPhoneケース」が223人、「ロゴ入りのバックパック」が176人と、小物には寛容なことが判明。その半面、「小物こそシンプルでこだわりが感じられるものを」(MB氏)というように、専門家ほど辛辣な意見が目立った。

 現役アパレル店員で、インスタのファッションチェックが人気のお笑い芸人・きみどりの古田敬一氏もその一人だ。

「バックパックはSupremeの象徴的アイテムで、若者が得意げに背負うものというイメージ。アンケートでの女子ウケは悪くないようですが、ファッションにこだわりのあるコの前では要注意ですね。同じ小物でも、『ロゴ入りキャップ』は有無を言わさずNG。“草野球のおっちゃん”に見えます」

 若者ブランドに中年男が手を出しても、おしゃれには程遠いのだ。

<Supremeあり/なしの境界線>

(20代女性300人に調査)

●あり

ロゴ入りiPhoneケース 223人

ロゴ入りバックパック 176人

目立たないロゴのシャツ 159人

●なし

ボックスロゴ入りTシャツ 108人

ロゴ入りパーカ 83人

ロゴ入りキャップ 66人

グラフィックの派手なシャツ 31人

(全国のファッション好きな20代女性300人を対象に’18年11月8~14日にアンケート実施)

アンケート協力/エコンテ

― 大激論[中年と服] ―

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