定年後の再雇用で給料が激減しないために…働き続ける60代が現役時代にしていたこととは?

日刊SPA! / 2019年2月17日 15時54分

写真

現役時代に取った資格が奏功した宮野さん。「若い人は一つでも多く資格を取ったほうがいい」

 あなたは自分が70歳まで働く姿を想像できるだろうか? 人生100年時代といわれる今、もはや悠々自適な引退生活など、遠い過去のものになった。

 定年を迎えたサラリーマンにとって、最も有力な選択肢となる「雇用延長」という働き方。同じ仕事内容でも給与が下がったり、正社員から契約にされる現実や、やりがいのない業務内容に辟易する人も多いという。実際に雇用延長で働く60代たちは“今の自分”と、どう折り合いをつけているのか。

◆専門職+資格。雇用延長でもほぼ減額はなし

宮野雄二さん(仮名・67歳・建築)の場合

 建築施工管理者として働く宮野さんの場合、65歳で退職したが、長年培われた知識や資格が重宝されて1年更新の契約社員となっている。

「別の仕事で働く友人からは『給与が3分の1になった』などグチも聞きますが、私はそれほど変わらない。定年前の給料は月収45万円ほどで、今は年金との兼ね合いで多少減額したくらいです。それでも妻と二人暮らしで、給料と夫婦の年金を合わせた額の半分は貯金に回せる。運がいいと思います」

 また「定年前に取った1級建築施工管理技士の資格が、今になって生きてきている」と宮野さん。

「資格を給料アップや待遇改善のために取るんじゃなく、“定年後の武器”にするために取る。現役なら、取得にかかる費用をほとんど会社が持ってくれます。それを利用しない手はありません」

 しかし、勤務先では67、68歳で契約を切られる例も多いという。

「だからもうすぐ自分も同じ目に遭うかもしれませんが、経験と武器(資格)があるからか、そこまで不安ではないんですよ。同業他社に行くという手もある。たとえ契約を切られたとしても体力と相談しつつ、無理なく働き続けます。年を取っても必要とされるのは、やはり嬉しいですから」

― [70歳まで働く]超実践ガイド ―

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング