プロギャンブラーたちが実践するジンクスとゲン担ぎ

日刊SPA! / 2019年6月3日 8時29分

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 ジンクスやゲン担ぎは、ギャンブラーにとって永遠のテーマの1つである。もちろん、これらはギャンブラーでなくとも、ごくごくフツーの人であっても日常生活で気にしてしまうことである。今回はそんなジンクスやゲン担ぎについて、まとめてみた。

◆「占いは気にする」「サンドに新札」……イロイロなゲン担ぎ

 まず話を聞いたのはスポーツ紙の競馬担当記者。いわばプロである。

「予想は前日に立てて記事を書くわけですが、その時はあんまり何も気にしないんですよね。でも、レース当日はジンクスがあって日刊スポーツの占い欄で自分の生まれた月の金運に最悪の印が付いていたらその日はダメ。これは仕事の競馬だけじゃなくて、ギャンブル全般における自分の中でのジンクスです。じゃあ読まなきゃいいじゃんと嫁に言われたこともあるんですが、読まなきゃ読まないで気になりますからね」

 記者の回りにもこの新聞の占いを気にするギャンブラーは多く、「全部◎や○で絶好調のときほど酷い」なんて人もいた。続いて話を聞いたのはパチプロのAさん(40代)だ。

「現金を台間サンドに入れて連続して戻ってくる日は調子が悪い。これ、パチンコ好きの間ではよく話されるジンクスですが、私はすごく気にしますね。だから、朝イチで投入するお金はできるだけキレイなものを用意します。それと、これも私のジンクスですが、ホールでお金を拾うと勝つんですよ。ホールってけっこうお金が落ちてて、ハンドルを固定していた10円玉とか、自販機のお釣りとかね」

 凝り性のAさんは一度気になって収支表にお金が戻って来た日、お金を拾った日を書き込んだという。

「半年間つけたんですが、お金が戻って来た日は勝率は変わらなかったんですが、回収率が低かったんですよ(苦笑)。捻り打ち失敗したり、当たるけどラウンド振り分けで負けたり。まぁ、最近の機械は優秀なので、あんまり戻ってくることはないんですがね。お金を拾った日の勝率は抜群でしたね。僕らは一日単位の勝ち負けはそこまで気にしないんですが、それでもお金を拾った日の勝率は実に9割。半年で22回拾って19回勝ってますから」

 Aさんはジンクスやゲン担ぎについて、「信じる者は救われる」と考えでいるという。

◆公営競技のレーサーにとってのジンクス

 記者が以前、SG常連のボートレーサーに話を聞いたところ、こんなことを話してくれた。

「基本的に僕はジンクスとかゲンを担ぐことはしないようにしてますね。こういうことって、気にし出すと負けたときの言いワケになっちゃうんですよ。例えばグローブを右から必ずはめるってことをしていたとして、その日はたまたま左からはめちゃった。それで大敗したと……。でも、グローブを左からはめたから負けたんじゃなくて、そういうレースと無関係のことをレースに出て気にしたから負けたんですよ。だから、ゲン担いだりジンクスは作らないようにしていますね」

 だが、同業者の中にはかなり気にする人もいるという。

「よく聞くのはボートに乗るとき、どっちの足からって決めている人。あとはカポックとか服を着る順番なんかも気にする人はいますね。あるA1級レーサーの方が1番人気背負っていたレースで惨敗して戻って来たら開口一番『あかん、左足から乗ってもうたから、負けたわ』って。でも、そのレースを見たらスタートでめっちゃ遅れてんですよ。いくら他のレーサーがみんなB2級でも、そりゃ負けるだろって(苦笑)」

 人は何かを信じて未来を託したいと思ってしまうものなのかもしれない。

取材・文/勝SPA!取材班

【勝SPA!取材班】
SPA!が運営する日刊SPA!内のギャンブル情報サイト「勝SPA!(かちすぱ)」の取材班。Twitter(@kspa_official)

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