子のチームメイトに「引っこめ!」と罵倒…モンスターすぎる母親たち

日刊SPA! / 2019年6月19日 15時51分

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写真はイメージです(以下同じ)

 モンスターペアレンツの対応に困っているのは、学校の先生だけではない。子供の塾や習い事などの関係者も同様に頭を抱えている。

◆我が子を試合に出すように監督に要求する母親

 証券会社に勤める北口時雄さん(仮名・41歳)の息子さんが昨年まで所属していた地元の少年サッカーチームでも、モンスターペアレンツが監督やコーチに無茶な要求を繰り返していたという。

「それも1人ではなく3人。モンペ同士で徒党を組むからタチが悪かったですね。最初は『ウチの子を試合に出せ!』って程度だったのに、次第に要求がエスカレートして『キャプテンに任命しろ!』や『背番号10番を渡せ!』『フリーキックを蹴らせろ!』とか好き放題言っていました。

 けど、大学まで15年間サッカーをしていた私から見て、彼女たちの子供はレギュラーを張れるほどの実力はありませんでした。練習中にもよく悪ふざけをしていましたし、選手たちの模範となるような存在でもなかった。いくら我が子かわいさとはいえ、私以外の父兄も呆れていましたよ」

 しかも、モンスターペアレンツたちは試合中であってもお構いなし。自分の子供がベンチスタートの場合、キックオフ直後から「早くウチの子に交替させろ!」と喚き、ハーフタイム中に監督やコーチに詰め寄って口論している光景を何度も見たそうだ。

「監督もコーチもボランティアなのですが、モンペたちに嫌気が差して辞めてしまった人もいました。例えば、モンペたちがチームに対して金銭的に支援しているならともかく、月2000円の月謝ですら『もっと安くしなさいよ!』と文句を言うほど。

 一度、やんわりとですが嗜めようとしたことがあるのですが、逆ギレされて話がまったく通じなかった。ほかの父兄ともそういうことがあったので、誰も関わろうとしなくなったんです。でも、それがかえって彼女たちを図に乗らせることになったのかもしれません」

◆子供のチームメイトにも「引っこめ!」とブーイング

 なかでも北口さんが特に許せなかったのは、ある子供に対するブーイング。FWとしてプレーしていた子がボールを奪われ、相手チームのカウンター攻撃を許して失点してしまったそうだが、モンスターペアレンツはそのきっかけを作った少年に「アンタのせいで失点したじゃない!」「もう引っ込みなさいよ!」などの暴言を連発。

 その後も「作戦ミスなんじゃない?」と監督やコーチに聞こえる声の大きさで文句を言い続けていたという。

「その試合、私も応援に駆けつけていましたがボールを奪われたといっても相手チームの選手3人に囲まれていたからです。バルセロナのメッシじゃあるまいし、少年サッカーじゃ余程の実力差がなければ、あの状況で相手を抜けませんよ。だから、そもそもボールを奪われた子供のミスですらない。

 それに対戦相手は地域でも1~2を争う強豪で明らかに格上。そんなことも理解せず、挙句の果てには子供のチームメイトに罵声って……。いくらモンペでも子供にはそんなことを言わないだろうと思っていたので、怒りももちろんですが悲しい気持ちになりましたね」

 ちなみにこの試合、あるモンペママの子供がスタメンで出場していたが、後半の途中で交替させられてしまう。これに納得いかない様子の彼女は騒いでいたが、北口さんは次のように言ったとか。

「私に同意を求めようとしてきたので、『明らかに運動量が落ちていましたし、右足を少し引きずっているので先程の接触プレーで痛めたのではないですか?』と言ったら顔を真っ赤にして黙ってましたけどね。やり返したわけじゃないですが、ちょっとだけスッキリしました(笑)」

 少年サッカーや少年野球などは、保護者がよく試合や練習に来るので親同士の交流も多い。余計なトラブルに巻き込まれないためにも、相手がモンスターペアレンツで自分たちに迷惑が及びそうなら、少し距離を置くなど付き合い方を考えたほうがよさそうだ。<TEXT/トシタカマサ>

【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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