5000円以下・ニトリの枕が凄い…本気で熟睡できるマットレス&枕

日刊SPA! / 2019年8月13日 15時51分

写真

―[最強の快眠メソッド]―
 平成29年「国民健康・栄養調査」によれば、40代の約半数で一日の平均睡眠時間が6時間未満と判明。さらに暑くなり寝苦しくなるこの季節、熟睡でき睡眠の質も上がる方法・グッズを大解明した!

◆最強のマットレス&枕① 体への負荷を軽減し、宙に浮く感覚を味わえる一品

 朝起きて「なんとなく腰が痛い」、「慢性的な肩凝りがひどい」というときは、体に合わない寝具を使い続けている可能性も。上級睡眠健康指導士の加賀照虎氏によれば「立った状態と同じ姿勢で寝られるのが理想」だという。

「毎日使うマットレスや枕は、私たちの健康に直結しています。体に合っているか見極めるポイントは、適度な弾力があって寝返りしやすいか、マットレスに腰が沈み込みすぎないか。また、腰が浮いた状態ではなく、マットレスとの隙間が埋まっているかが重要です」

 よく「低反発マットレスは腰を痛める」という噂も聞くが……。

「低反発で腰痛というのは、その大半がウレタンの密度の低い安価な低反発マットレスが原因です。腰を十分にサポートできずに、腰椎が不自然な形で沈み込みすぎてしまいます。すると寝返りもしづらくなる。反対にマットレスが硬すぎると腰が浮いてしまって隙間ができてしまい、腰の筋肉がずっと緊張しっ放しの状態になります」

 これは枕も同じだという。

「頸椎や肩に隙間ができる枕を使うと、浮いている部分の前後の筋肉に負荷がかかって痛みも出てきます。頭だけを支えるのではなく、肩の少し下くらいから頸椎の隙間も埋めてくれる枕がベストですね」

 また、最近ではより快適に眠れる“マットレスパッド”も注目されているが。

「ある程度厚みのあるマットレスパッドやマットレストッパーは、基本的に劣化してへたってきたマットレスの補助に使います。低コストで手っ取り早く寝心地を改善できるので、好みと体への負担を考えて擦り合わせてもいいですね」

 そんな“眠りのプロ”の加賀氏が薦めるマットレスが高反発の「セルプール NEWハイブリッド・マットレスEX」だ。

「体圧分散と弾力性に優れ、自然な寝姿勢どころか宙に浮くような感覚が味わえます。耐久性10年というコスパの良さも最強です」

 そして枕は「セルプール for your neck」をチョイス。

「首のどんなカーブにも絶妙にフィットして、頭をのせるだけで首がスッと伸びる感覚に。気持ちのいいストレッチをしながら眠るような快適な寝心地に浸れますよ」

●セルプール「NEWハイブリッド・マットレスEX」 実勢価格3万9000円
体圧分散力に優れたウレタン素材で一般的なものに比べて約2倍の高密度。宙に浮くような感覚になる

●セルプール「for your neck(フォー・ユア・ネック)」 実勢価格1万4040円
寝るだけで首の筋肉を緩める魔法の枕。スプリングが入っているかのように、横向きや仰向けにもフィット

◆最強のマットレス&枕② アスリートにも高評価&横幅90㎝が生む安定感

 1万人以上の眠りの悩みを解決してきた快眠セラピストの三橋美穂氏は、より自分に合った寝具を選ぶためのポイントをこう語る。

「例えばふくよかな体形や筋肉質でガッチリとした体形の方にはちょっと硬めのマットレス、反対に筋肉が少ない方はやや軟らかめのマットレスが合います。これからの季節に店で試すときは、店内が冷房で寒くてもあまり着こまず、パジャマに近い薄手の服で横になってみる。そのほうが正確です。可能なら15分ほど横になってみて、立ち上がったときに肩や背中や腰に突っ張りや違和感が残っていないか確認してみてください」

 また、三橋氏によれば「寝具の組み合わせ」も重要だという。

「例えばどんなにいいマットレスを選んだとしても、枕に問題があって首や肩が凝ってしまったり、軟らかいマットレスに軟らかいマットレストッパーを重ねてしまっては、体が沈み込んでかえって負担になります。体形によるので一概には言えませんが、私のお薦めは土台はしっかりとした高反発・高弾性のマットレスで、上にのせるのは軟らかさのあるベッドパッドなど。寝返りを打ちやすい硬さを保ちつつ、寝心地も快適です」

 そこで三橋氏が薦めるのが、日本ベッドのマットレス、「ビーズポケット」だ。

「このマットレスは一流ホテルでも多く導入していて、体が資本のアスリートたちからも評価が高いです。しっかりしたコイルが特徴で、“最低でも”10年以上は持つくらい耐久性にも優れています。硬いと感じた場合は、軟らかめのベッドパッドやトッパーを敷けば、自分好みに調整できます」

 そして枕は、トゥルースリーパー「セブンスピロー」を選んだ。

「この枕のすごいところは、横幅が90㎝とほぼシングルベッドの幅に近い圧倒的な大きさで、上半身も首まで隙間なく支えてくれます。人は一晩で20回から30回寝返りを打つといわれているのですが、これほど広ければ寝返りもよりスムーズに打てるはずです」

 睡眠に安定感を与えてくれる枕なら迷ったら“買い”と言わざるを得ないか。

●日本ベッド「ビーズポケット」 実勢価格10万円
一流ホテルへの導入実績も多く、「最低でも10年」という耐久性も◎。長期で見れば安い買い物になる

●トゥルースリーパー「セブンスピロー」 実勢価格1万4800円
枕の概念をぶち破る低反発枕。頭から背中、腕と7つの部位をしっかり支える。高さ調節も可能

◆最強のマットレス&枕③ 批評のプロが本気で薦めるツートップで目覚めが変わる!?

 幅広いジャンルの製品を徹底的に検証する“批評のプロフェッショナル雑誌”『MONOQLO(モノクロ)』(晋遊舎)編集部にも、本気で熟睡できるマットレス&枕を聞いてみた。

 堂々1位に輝いたのは、立っている状態と同じ姿勢で眠れるマニフレックス「フラッグFX」と、ニトリ「高さが10ヵ所調整できる枕(パイプ)」。検証はすべて完全自腹、忖度一切なしだ。

「購入した5つのマットレスを編集部に並べ、『30歳手前の中肉中背の男性編集者がそれぞれ一晩ずつ寝る』という検証をしたところ、唯一『途中で一度も起きず、ガチで熟睡できた』と感動したのが『フラッグFX』だったんです。『適度に軟らかく、しっかり体を支える弾力性もあるから体が沈まないし、寝返りもしやすい』と感激していました」(担当編集の桜井氏)

 起きた瞬間の感覚も、「体がものすごく軽かった」「寝つきも普段よりも早かった」と大絶賛だったという。

 次に枕。編集部的1位はニトリの「高さが10ヵ所調整できる枕(パイプ)」だ。高さを調節できるシートが入っており、中材を出し入れすることで微調整ができる。

「低価格でオーダーメイドの感覚を味わえる枕で、頭が沈みすぎることもないので、立ったときの姿勢をキレイに再現できました。しかも、中は丸洗いができるパイプ素材も使い、通気性も抜群。これからの時期にもぴったり。今モノクロ編集部的にはニトリのこの枕と、マニフレックスのマットレス、この2つが最強ツートップです!」

 疲れが取れるマットレスに、コスパ最強の枕。ガチ検証による結果なら間違いなさそうだ!

●マニフレックス「フラッグFX」 実勢価格8万8000円
「本当に体の疲れが取れた!」とモノクロ編集部員が歓喜するほどの威力を秘めたマットレス。体圧分散力も◎

●ニトリ「高さが10ヵ所調整できる枕(パイプ)」 実勢価格4621円
中材を取って微調整が可能な、もはや半オーダーメイド枕。完全オーダーメイド枕を試す前に、ぜひ!

◆最強のマットレス&枕④ プロ注目のアナザーお薦め寝具

 惜しくもトップは逃したものの、“眠りのプロ“らが推薦するマットレス&枕はまだある。これらも抑えておけばさらに快眠間違いなし。

●フォスフレイクス「Saperior pillow ミディアム」 実勢価格5378円
「洗濯機でガッツリ丸洗いできて、形も変わらない。ふわっと軟らかいんですがサポート力は抜群です」(加賀氏)

●アスリープ「ファインレボピローI・FIT さらりタイプ」 実勢価格1万8000円
「高さをなんと31通りに調整できて、痒いところに手が届く枕。自分だけのオーダーメイドに近い感覚です」(三橋氏)

●AYO「洗える防臭まくら」 実勢価格3280円
「商品名の“洗える”のはもちろん、ホテルのような軟らかめの枕が好みならフカフカ感がお薦め!」(桜井氏)

●エコラテ エリート「14㎝一枚ものマットレス」 実勢価格1万9800円
「上層の凸凹が体にフィットし、下の層は寝姿勢を保ちます。低価格でも寝心地に妥協はありません」(加賀氏)

●昭和西川「Sleep Spa PLATINUM ハイバウンドSp-2」 実勢価格8万円
「軟らかいのに反発力もあり、寝返りしやすい上に体に負担をかけずに布団としても使える万能な一品」(三橋氏)

●ニトリ「NスリーププレミアムP1−CR」 実勢価格3万6945円
「特集の検証中、1位のマニフレックスに迫る体圧分散にその場にいた全員が驚いた」(MONOQLO編集・桜井氏)

【加賀照虎氏】
上級睡眠健康指導士。月間1000万PV超の情報サイト「快眠タイムズ」にて、プロの視点から、睡眠・寝具などの情報を発信する

【三橋美穂氏】
快眠セラピスト、睡眠環境プランナー。全国での講演活動や執筆等で、眠りの大切さや寝具の選び方を提案。最新の著書『眠トレ!』(三笠書房)が発売中

【MONOQLO(モノクロ)】
晋遊舎発行。多くの商品を徹底に検証・分析し、メーカーに遠慮することなく辛口で批評する。ガチンコテストと本音の批評が人気の、「テストするモノ批評誌」

<取材・文/週刊SPA!編集部>
※掲載されている商品は店舗、時期により、価格が変更されたり、販売が終了したりする場合がございます

―[最強の快眠メソッド]―

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング