最強ブラウザ「Vivaldi」が満を持してAndroid β版をリリース!何がスゴイ?

日刊SPA! / 2019年9月12日 15時50分

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VivaldiのホームページからGooglePlayのリンクを開いてアプリをインストールする

―[デジタル四方山話]―

~第64回~

 筆者は毎日長時間ブラウザで調べ物をしている。ブラウザが使いやすいかどうかでアウトプット、つまりは収入が左右されるので重要なポイント。以前は「Google Chrome」を使っていたのだが、3年前に「Vivaldi」に乗り換えた。この「Vivaldi」、便利に使えていたがPC版だけしかないのがネックだった。

 iOSのSafariもAndroidのChromeも、PC版ブラウザとスマホ版が、ブックマークや開いているウェブページを連動する機能を搭載しており、これがなかなか便利なのだが、Vivaldiではそれができなかったのだ。

 しかし2019年9月9日、満を持してVivaldiのAndroid向けβ版がリリースされた。もちろん、PC版との同期機能を搭載している。少し前からβ版を触れる機会があったので、今回はスマホで使えるVivaldiブラウザを紹介したい。

◆「Vivaldi」のどこが最強ブラウザなのか?

 PCで使うメインブラウザをVivaldiにしたのは、単に使いやすいから。ユーザーのことを第1に考えて作られたブラウザだけあり、とにかくカスタマイズできる項目が多い。例えば、タブを閉じたときに、次に右側もしくは左側のタブをアクティブにするのか、それとも直前に表示していたページを表示するのかなど、細かい挙動まで設定できる。複数のタブを重ねてグループ化する「タブスタッキング」やマウスの動きで特定の操作を実行できる「マウスジェスチャー」機能なども搭載。他にも、「戻る/進む」に加えて、そのドメインで最初に表示していたページまで戻ったり進められる「巻き戻し/早送り」など、ユニークな機能も搭載。さらには、ChromeベースなのでChrome用の拡張機能はほぼ動作するのもありがたい。

 スマホアプリのVivaldiも便利機能が満載なのだが、やはり一番のポイントはPC版と同期できるという点。ブックマークや各種設定、フォームの入力履歴やパスワードなどを共有できるのが便利。まずは、Android向けVivaldiをインストールし、Vivaldiアカウントを作成しよう。

 Vivaldiを起動すると、「スピードダイヤル」が開く。これは、よく使うWebサイトにアクセスするための機能で、ブックマークを開いて細かい文字を読むより、手軽なのがウリ。初期設定で、Vivaldiの関連サイトなどが登録されているが、もちろんよく使うサイトを追加することも可能だ。

 ブラウザのメイン画面は上部にアドレス欄、右上にメニューボタンが配置された標準的なUIなので、迷わず利用できるだろう。右下がタブを切り替えるボタンで、中央下がスピードダイヤル、左下がパネルボタンとなる。パネルを開くと、ブックマークや履歴、ダウンロードファイルなどにアクセスできる。

 ユニークなのが「メモ」機能だ。テキストを入力したりウェブページの一部をコピーして記録できる。PCからスマホへテキストを受け渡す際、メールやクラウドサービスを利用しなくても、ブラウザの機能だけで同期できるのが便利だ。

 スクリーンキャプチャも撮れる。画面に映っている部分だけでなく、スクロールしなければ表示できないウェブページ全体も一発で画像として保存できるのだ。

 現時点では、Vivaldiのスマホアプリ単体で突出的にすごい機能を搭載しているわけではない。あくまでもPCでVivaldiを使っている人にぴったりのアプリとなる。とは言え、ウェブページの全体をキャプチャしたり、メモ機能を備えるなど、β版の時点で使えるブラウザになっている。もし、大量のWebページを閲覧することが多いなら、PCとスマホのブラウザをセットでVivaldiに乗り換えることを検討してみてはいかがだろうか。

【柳谷智宣】
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2年前に海底熟成ウイスキーを扱う「トゥールビヨン」を立ち上げ、現在販売中

―[デジタル四方山話]―

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