家賃、中古マンションを値切るコツ3つ。80万円ダウンに成功

日刊SPA! / 2019年9月15日 15時54分

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 2度にわたって延期されてきた消費増税もついに実施のとき。来る10月に入る前にお得に買い物を済ませるべく、取材班が直接現場に赴き、値切り交渉をしてきた! 今回は住宅。賃貸住宅の家賃と中古マンションを値切ってみた。

◆内覧で交渉材料を探し出して値切る

 生活に関わる大きな出費。それは“家”だ。ちなみにまず、固定費となる賃貸物件の家賃の値切り方は? 住宅ジャーナリストの榊淳司氏は次のように語る。

「①予算を伝える②内覧の予約をするなど、具体的に話を進めることで、良客だと判断してもらえるようにしましょう」

 そこで「江東区で3LDK、管理費込み家賃18万円3000円」の部屋の内覧を予約。業者選びは次のことがポイントだそう。

「CMをやっているような大手仲介業者より、なるべく中小の業者のほうがいいです。最近では貸主と借主両方から手数料を取っている業者が増えているのですが、広告に莫大な費用を投じている大手と違って、中小店はどちらか片方から手数料を取れれば利益を確保できるため、値下げに応じることができるわけです。

 次に、何より大家さんが最も避けたいのが空室。空室が続いている痕跡を探して交渉してみましょう」

 助言を受けた記者は、内覧開始後、エアコンをチェック。すると、まだ残暑厳しい季節であるにもかかわらず、設定が“暖房”になっている。

 これは長らく入居者がいないと判断し、「しばらく人が入っていないんですか? すごくいい物件で契約したいなと思ってるんですけど。あと2万円安ければなあ」と持ちかけると、なんと17万円まで値切ることができた。

◆中古マンションの値切り方は?

 賃貸の次は購入だが、マンションの価格は値上がりが続く一方。値切る余地はあるのだろうか。榊氏は次のように解説する。

「手数料カットに加えて、取引態様が『専任媒介』となっている場合は、個人オーナー物件で業者が事情を熟知していて、交渉しやすいです。また、リフォーム済みと物件情報に書いてあるのに、汚れや傷みがあったら、それを材料に交渉することも可能です」

◆和室の有無に駐車場の空き状況。細部を確認

 さらに、不動産売買の情報サイト「マンション売却の達人」の管理人氏は次のようにコツを伝授。

「築年数が古く、和室があるマンションの場合は、『和室を洋間にリフォームする』という名目でリフォーム費用分を値下げ交渉するのが常套手段として使えます。

 さらに都心の物件は駐車場が世帯数分確保できてないところも珍しくなく、駐車場の空きがない物件はそれを理由にして交渉すれば値切れる可能性が高いです」

 助言をもとに、「江東区、築29年、2DK2680万円」の中古マンションで値切りを行った結果、80万円は値切れた。

 ちなみに、新築戸建て物件も値切る方法があるという。

「物件のホームページに記載されている『完成日』をチェックしてください。通常、新築は建築中から売りに出して、完成する頃には契約が済んでいるはずのものなので、完成日を過ぎているのに売りに出されている物件は売れ残り。値切りの好機です」(榊氏)

 高い買い物だからこそ、臆せず値切りに挑んでみるべし。

●家賃 18万3000円⇒17万円
賃貸契約の交渉で家賃の値下げに難航する場合は、手数料や礼金など、そのほかにかかる実費を下げてもらうよう持ちかけるのも手法の一つ。内見する際は家具や備品に注目。「ホコリが溜まっていたり、古びたものがあれば、人がずっと入ってない証拠です」(榊氏)

●中古マンション 2680万円⇒2600万円
中古マンションは、現在の相場は超高値。ただし、個人オーナーの物件を見つけることができればチャンスは広がる

<値切りのポイント>
・大手を避けて、中小業者で値切り交渉
・内覧の際にエアコン、汚れや傷を確認
・取引態様、完成日をサイトでチェック

【住宅ジャーナリスト・榊淳司氏】
30年以上にわたってマンション分譲を中心とした不動産業界に関わる。著書に『限界のタワーマンション』(集英社)など

【情報サイト「マンション売却の達人」管理人氏】
同サイトでは売買の流れから各地の売却相場についてまで幅広い情報を網羅。

<取材・文/週刊SPA!編集部>

―[全部、値切ってみた]―

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