iPhone 11 Pro Maxから一世代前のXS Maxに出戻って感じたこと

日刊SPA! / 2019年10月23日 15時54分

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iPhone XS Maxだと再び大容量のモバイルバッテリーや充電器を持ち運ぶ必要が出てきた

―[デジタル四方山話]―

~第70回~

 タイトルは間違いではない。

 以前の当連載で、iPhone XS Maxから11 Pro Maxに乗り換えたときのことを掲載した。その後、ちょっとトラブルがあって、なんとiPhone 11 Pro Maxを返品・返金することになってしまった。もちろん、筆者が望んだことではないのだが、仕方がない。そこで、一時的に利用端末をiPhone XS Maxに戻したので、ダウングレードしたときの様子を紹介する。「単に並べて使ってみた」とかではなく、最新機種に移行して1か月間がっつり使い込んだうえ、メインスマホを前モデルに戻したという、筆者にとっては初の経験だった。

◆そもそもiPhone XS Maxってどんな端末だったけ?

 iPhoneを2台並べてのデータ転送は、ダウングレードでも問題なし。1時間ちょっとかけてまるごとコピーが完了。ほとんどそのままの感覚で使い始められる

 iPhone XS Maxは2018年9月に発売された前モデルで、ディスプレイサイズは同じ6.5インチ。ボディサイズはややiPhone 11 Pro Maxの方が大きく、18g重くなっている。iPhone 11 Pro Maxはケースに入れているので、裸の状態のiPhone XS Maxはずいぶんスリムに感じる。

 同梱品だと、最新版は充電器がUSB Type-Cの18Wタイプだが返品しなければならないのが痛い。全モデルに付属するタイプはコンパクトだが、出力が5Wなので急速充電ができないためだ。

 CPUは「A13 Bionic」から「A12 Bionic」に落ちているが、iPhoneでフルパワーを引き出すような作業はなかなか行わない。とは言え、引っ越し直後、バックグラウンドで1000を超えるアプリのダウンロード&インストールが進行しているときに、日曜日恒例のトーナメント中である「Tap Titans 2」をプレイしたところ、ガクガクに処理落ちしていた。

 もちろん、インストールが終われば普通に操作できるようになったが、「他にもちょっと遅いかな」というところが多々あった。以前は気がつかなかったが、より高速な端末に触れてしまうと、身体がその速さに慣れてしまうのだな、としみじみ。ちなみに、ストレージは同じ256GBなので、特に過不足はなし。

◆ぜんぜん違う!iPhone 11 Pro Maxのバッテリーの凄さ

 外に持ち出したときに、iPhone 11 Pro Maxのバッテリーがいかに凄いのかを思い知った。元より、iPhone 11 Pro Maxは前モデルよりも駆動時間が5時間延びていると謳っており、バッテリー容量も3174mAhから3969mAhへと大幅に増量されているという情報もある。

 筆者は必ずモバイルバッテリーを携帯しており、iPhone XS Maxの時は、だいたい午後3時くらいから、タイミングを見ては充電しないと帰宅まで持たない感じだった。それが、iPhone 11 Pro Maxだと、同じ使い方をしてもなんとか持つことが多かった。前モデルは1年間スーパーヘビーに使い倒して、バッテリーが最大容量の95%とやや劣化していることを考えても、大きな違いだ。

◆意外に重宝していた「ナイトモード」…カメラの性能もぜんぜん違う

 もう1つの違いは、想定通り。すでにお伝えした通り、iPhone 11 Pro Maxの最大のウリはカメラだ。トリプルレンズの使い分けも便利なのだが、何よりぐっとくる撮影体験をもたらしてくれるのが超広角カメラ。同じ場所から、より広い範囲を撮影できるのはとても楽しい。観光旅行やレストランで大活躍してくれる。この超広角撮影ができなくなるのは大きな痛手。

 もっときつかったのが「ナイトモード」がなくなったこと。iPhone 11 Pro Maxは、薄暗いところでも明るくキレイに写真が撮れる。なんなら、人の目で見るよりも鮮明な写真にのるのが驚きだ。iPhone XS Maxもカメラの画質には定評のあるモデルだったのだが、薄暗いバーでの撮影には雲泥の違いが出てしまう。

 これまでは「2世代以上前のユーザーなら、ぜひiPhone 11 Pro/Pro Maxへ乗り換えるべし!」と言っていたが、こうなるとiPhone XS/XS Maxユーザーにもオススメしたい。実際に、すでに筆者にはiPhone 11 Pro Maxの禁断症状が出始めている。せっかくの買い換えチャンスなので、今度は色を変えてみようと検討中だ。

【柳谷智宣】
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2年前に海底熟成ウイスキーを扱う「トゥールビヨン」を立ち上げ、現在販売中

―[デジタル四方山話]―

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