ユニクロの1万円以下のダウンパーカがめちゃくちゃオススメな理由

日刊SPA! / 2020年1月5日 8時54分

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ハイブリッドダウンパーカ(ユニクロ)9900円

―[MBのヘビーユース108(心底惚れ込んで愛用しているアイテム)]―

◆31/108 ハイブリッドダウンパーカ(ユニクロ)9900円

 ユニクロがめちゃくちゃおすすめしているハイブリッドダウンパーカ。昨年までは縫い目のないシームレスダウン推しでしたが、’19年からは一変、ニューモデルであるこちらを打ち出しています。その理由はいくつかあると思いますが、ユニクロの「ライフウェア」というコンセプトは見た目の印象だけでなく、耐久性も強く意識しています。

 シームレスダウンは熱圧着で製造するため、経年劣化で剥離してくるというデメリットが存在します。ハイブリッドダウンを開発した背景にはおそらくシームレスダウンの耐久年数の短さがあるのでは、とも思っています。加えてこのダウンはユニクロが長年、取り組んできた「ダウンの不格好なモコモコ感解消」に一つの答えを提示しました。それは「袖だけダウンを抜く」という大胆な設計にあります。

 そもそも何が「ハイブリッド」なのかというと胴体を包む身頃はダウン、袖は高機能中綿を使っているのです。すべてダウンにしなかった理由はボリューム感。袖部分をタイトにするために一部に中綿を使っています。実はアウターのシルエットを決定づけるのは袖部分。袖は先端部分なため、とても目立ち、ここが太いか細いかで全体の印象が決まります。

 そこでユニクロは防寒性を意識して身頃はダウンを、見た目を意識して袖には薄手の中綿を使いました。こうすることでダウンなのにスッキリとしたシルエットが実現。実際に着用してみると確かにダウンとは思えないほどスタイリッシュ。

 袖部分のみダウンを外したと書きましたが、だからといって防寒性を著しく下げるようなこともしていません。袖に使っている中綿は吸湿発熱素材。つまりヒートテック同様のテクノロジーを使っています。着用すると体が発する湿気を熱に変えてくれるため、ほんわか暖かい。日本の冬を越すには十分すぎる防寒性を備えています。

 ブランド信仰がまだまだ強い日本ではカナダグースなどのプレミアムダウンが好まれますが、コスパを考えるならこれ一択。実際、私のカナダグースはしばらくタンスに眠ったまま。1万円以下でこんなものが買えるなんていい時代になったものです。

【今週の掘り出し物】
最近、めちゃくちゃ愛用しているキャップはユニクロ。なんとこれカシミヤ素材を使っているのです。高級感があって最高にお気に入り。全色買いました

商品、衣装/すべて私物 撮影/林 紘輝(商品) 岡戸雅樹(人物)

【MB】
ファッションバイヤー。最新刊『最速でおしゃれに見せる方法 』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』ほか関連書籍が累計100万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超!

―[MBのヘビーユース108(心底惚れ込んで愛用しているアイテム)]―

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