現役販売員が明かす「7月に買うべき家電&買ってはいけない家電」TOP3

日刊SPA! / 2020年7月25日 15時54分

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―[家電屋さんのトリセツ]―

 関東近郊の某家電量販店に勤務する現役販売員のスズキと申します。家電量販店で働き始めてはや十数年。黒物から白物まで、ジャンルを問わずさまざまな商品の販売に携わり、店長を務めたこともあります。

 そんな私が日々の生活に役立つ家電の情報をお届けしていきたいと思います。今回のテーマは、「7月に買うべき家電/買ってはいけない家電」。3位から順に発表していくので購入を検討しているアイテムがあるかどうか、ぜひチェックしてください。

◆7月の注目アイテムは「ビデオカメラ」と「洗濯機」

 まず、7月に買うべきアイテムは、新商品が登場を間近に控えるビデオカメラや洗濯機です。理由は単純明快で、クオリティの高い旧商品を安価で購入できるチャンスがあるから。

 特に展示品限りで在庫がある商品は狙い目。発売当初と比べて、価格はおおよそ3分の2以下になっていますし、最大で半値まで下がるなんてこともありますよ。かくゆう私も家電を新調するときは基本的に展示品を狙うようにしています。

 しかも、洗濯機は展示品が実際に使われるわけではないのでほぼ新品。展示品を特に狙うべきアイテムといえます。

 ビデオカメラは4K対応のモデルが安くなり始めているので、以前ハイビジョンカメラを購入した方は4K対応ビデオカメラを検討するといいでしょう。

 旧商品は性能面で気になる方がいるかもしれませんが、新商品とて現行品のマイナーチェンジモデルがほとんど。立場上、大きな声では言えませんが、モノによっては追加された機能に旧商品との価格差に見合った魅力がないことも珍しくありません。

 新商品と旧商品が比較展示されている現場では販売員は新商品を買ってもらおうと努力しがちですが、それはお店側の事情。本当にお得な買い物をしたいなら旧製品に絞って検討するべきです。

 そのため、買ってはいけないアイテムの3位と2位はビデオカメラや洗濯機の新商品になります。店員の立場からすると、少しでも高い商品を買っていただきたい、というのが本音です。お客さまの要望を聞きつつ、高価な商品をすすめることもありますが、安価な旧商品を狙っている場合は最初から「旧商品はありますか?」と聞いて意向を明確にしておくのがいいでしょう。

◆「エアコン」の購入はタイミングがすべて

 7月に買うべきアイテムと買ってはいけないアイテムの1位も実は同商品。エアコンになります。商品が同じだと、買ってはいけない理由は、3位や2位と同じじゃないと思うかも知れませんが、エアコンには別の明確な理由があります。

 それは購入するタイミング。梅雨明け前ならオススメですが、梅雨明け後は一転してオススメできなくなります。

 まずは購入すべき理由から。梅雨明け前までの時期ですと、取り付け工事の日程もスムーズに決まりやすいですし、特に機能を抑えた低価格帯のモデルを安く購入できます。機能にこだわらない人や、電気代が多少高くなってもいい人は低価格帯のモデルも狙い目です。

 梅雨が開けて本格的な夏を迎えると、工事の予約が殺到して数週間待ちになることはザラ。運よく工事の日程が早く決まっても、油断はできません。夏場はほかの時期と比べて圧倒的に取り付け工事中の事故が多くなります。

 作業を行うスタッフも人間なので、忙しくなるとどうしてもミスが目立ってきます。器具を落としてフローリングに傷ができた、穴を開ける場所を間違えて水浸しになった……。普段では考えられないような事故の報告が、次々と舞い込んできます。

 当然、修繕費は店側が負担しますが、不要なトラブルは避けたいところ。エアコンが壊れて動かないなど、買い替えを急ぐ理由がなければ、工事が落ち着くお盆明けまでまったほうが賢明です。

◇7月に買うべき商品
1位 エアコン
2位 洗濯機
3位 ビデオカメラ

◇7月に買ってはいけない商品
1位 (梅雨明け以降の)エアコン
2位 洗濯機(の新商品)
3位 ビデオカメラ(の新商品)

【家電量販店のスズキ】
関東近郊の家電量販店で10年以上働く現役販売員。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな売り場を担当。実績が認められて大型店の店長を務めた経験もあるが、接客のほうが性に合うため、本部に直訴し現場復帰を果たす

―[家電屋さんのトリセツ]―

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