家電販売員は知っている「炊飯器の賢い買い方」メーカーごとの特徴も解説

日刊SPA! / 2020年8月29日 15時54分

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クッキングプレートが内蔵されていて炊飯と同時に調理もできるタイガーの「tacook」

―[家電屋さんのトリセツ]―

 皆さん、こんにちは。関東の某家電量販店に勤務する現役販売員のスズキと申します。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな商品の販売に携わり、店長も務めたことがある私が日々の生活に役立つ家電の情報をお届けしていきます。第6回目のテーマは「炊飯器を購入する際のポイント」です。

◆多機能化が進む炊飯器

 今年は新型コロナウイルスによる外出自粛もあり、気軽に外出できないなか、自宅で料理を楽しむ機会が増えていると思います。その影響で家電量販店でも自炊用の商品に関する問い合わせが増えています。

 最近の家電は一つの商品でさまざまな用途に使えるものがたくさんあります。前回の記事でちょっとだけ炊飯器のお話をしましたが、炊飯器を使って煮物やケーキなどを作っている方もいるのではないでしょうか。

 一般的な炊飯器でもご飯以外の調理はできますが、近年はさまざまな調理に対応した多機能な炊飯器が続々と登場しています。煮込み料理や蒸し料理などの機能は当たり前。パンメニューで発酵と焼き調理ができる炊飯器も以前よりもよく見かけるようになりました

 タイガーの「tacook(タクック)」のように、クッキングプレートと内なべで同時に調理できるタイプも登場。お米を炊きながらおかずを作ることもできるので、家事の時短と光熱費の節電が行えます。

◆メーカーによって仕上がりにも違いがでる

 どんな機能が搭載されているかは商品によって異なりますので、どんな料理を作りたいか、予算はどれくらいか、事前にまとめてお店に行くと、我々販売員もお客様にあった商品をオススメしやすいです。

 ただし、ほかの機能はあくまでもご飯を炊くオマケです。炊飯器を選ぶうえで最も大事なのは、どんなご飯を食べたいのか。食べ比べた経験がある人はあまりいないかと思いますが、実は同じ銘柄のお米でも異なるメーカーの炊飯器で炊くと驚くほど味が違ってきます。

 たとえば、タイガーはもちもちっとしますし、パナソニックはお米が一粒一粒立っています。ちなみに、私はタイガーの炊飯器で炊くご飯に目がありません。各社の性能をよく知っているからこそ、お気に入りの炊飯器メーカーがある販売員は珍しくありません。

 販売員に相談するときは、上記に併せてご飯の好みも伝えるようにすると、より自分にあった理想の炊飯器と出会える可能性が上がると思います。量販店の中には、店頭でお米の炊き具合などのパラメーターをレーダーチャートで表示している店もあります。商品を見比べるときは、販売員とコミュニケーションととりながら、こういった情報もチェックするといいでしょう。

【家電量販店のスズキ】
関東近郊の家電量販店で10年以上働く現役販売員。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな売り場を担当。実績が認められて大型店の店長を務めた経験もあるが、接客のほうが性に合うため、本部に直訴し現場復帰を果たす

―[家電屋さんのトリセツ]―

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