「絶対に結婚できない40代男」の勘違い。過去の恋愛はもう参考にならない

日刊SPA! / 2020年11月5日 8時54分

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―[結婚につながる恋のはじめ方]―

 皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。

◆「40代男性の結婚できる確率は1%程度」は本当?

 今回は「結婚できない40代男性の謎」についてお伝えします。よく「40代男性の結婚できる確率は1%程度」といわれます。しかし、この言説は国勢調査の未婚率と脱未婚率を単純に引いた数で出しているに過ぎず、実は結婚願望を持ち、明確にきちんと活動をしている40代男性の結婚している確率は年々上がっています。

 しかし、それでも40%程度で、60%の人は生涯未婚率の基準となる50代に突入するのです。それでは「結婚できる40%」に入れる人と入れない人の差はなんでしょうか。

 タモツさん(仮名・40歳)は40歳まで自力で頑張って無理なら結婚相談所に……と決めていた方。とうとう40歳が目前にきて、アプリやパーティでは付き合えても結婚までいかない現実を知り、ご入会されました。

◆40歳で結婚相談所へ。理想の相手は…

 タモツさんが結婚相談所入会時に考えていた理想の相手は「30代前半、できれば20代で……自分のストライクゾーンに入る見た目を持ち、家事は分担するにせよ一通りできて、自分が会ってみてピンとくる人」でした。

 入会後、タモツさんのお見合いは数多く決まるものの、デートをしていても1~2回で終わってしまう、そんな付き合いが続きました。

 タモツさんは独立願望もあり、さまざまなことに好奇心を持ち 性格は少年っぽさがあり、私から見たら同世代の女性のほうが合うんじゃないかなと感じるところがありました。しかし、過去の恋愛では同世代よりも、年下の人と付き合っていたこともあったので「自分は年下のほうが相性がいい」といつもいっていました。

◆40歳を過ぎて結婚できない人の特徴

 40歳を過ぎて結婚できない人の特徴のひとつは「結婚」という視点ではなく、「過去の恋愛」が正解だと思っているということです。今まではこんな人とうまくいっていた、過去にこんな人と付き合ったことがある、そんな過去の経験があればあるほど、過去の恋愛に基づいた価値観にとらわれ過ぎてしまいます。

 私からすると40年間、「結婚」という結果を出さず、異性と関係をつくってきたその過去は「結婚」という視点から見ると正解ではなく、不正解なのです。

 価値観というのは生まれてから今まで見て聞いて感じてきたものの中で、正解だったもの、うまくいかなかったもの、その経験から自分なりのルールとして判断基準として持っているものです。

 そして、そのルールや判断基準を作るうえで見てきたものではなく、今までの人生で経験したことのないこと、見たことのないことなどを私は「価値観の外側」だと考えています。

◆「市場を見る」ができない中年婚活男性

 また、結婚相手というのは自分の思ってもみないような人だったりします。まさしく価値観の外側の人こそ結婚相手だったりするんです。しかし、恋愛を正解としている人はそれに気づくことはありません。

 さらにタモツさんは「常に自分にはこういう人がいい!」と相手がどんな人なのかということを基準に婚活をしていました 。これも40代男性で結婚できない人の特徴です。

 実は婚活をする上で重要なのは相手ではなく、「市場を見る」ということです。独身ばかりが集まる婚活市場では自分自身の年齢や年収そしてスペックや性格はどのような市場価値を持っているのか?

 常にこの市場を見るクセをつけると、自分が幸せな結婚するためにはどのような女性が集まる場所に行けば、効果的なのかすぐにわかるはずです。

◆「好きな人と結婚しよう」よりも幸せになる考え方

 燃え上がるような恋をして、自分が本当に心から好きになれるような人と結婚したい。こんなふうに言っている人は「60%の婚活をしても結婚に至らなかった人」に入るでしょう。

「好きを仕事にしよう」とよく言いますが、むしろ今、している仕事をどれだけ好きになるかのほうがよっぽど幸せになるためには重要です。それと同じように「好きな人と結婚しよう」と思うより「結婚を考えられる人をずっと好きでいるために何ができるか?」を考えていくほうがよっぽど幸せです。

 タモツさんには常に「タモツさん自身が求められているのはどんな女性から?」ということを聞き続けました。そして、タモツさんが考える理想の女性はどんなことを結婚相手に求めてるかも考えてもらいました。

◆40男にも訪れる深刻なマリッジブルー

 1年の活動の中でタモツさんが気づいたことは自分自身が好きだと思う人を追いかけるよりも自分のことを好きだと言ってくれる人の中で愛せる人と、どのように結婚生活をするか考えることのほうが大事だということでした。

 しかし、40代の婚活はここまで来てもまだ結婚につながるかはわかりません。素敵な女性と結婚を考え、交際をしていたとき、突然タモツさんは「本当に彼女が結婚相手なんだろうか」「彼女と結婚して本当に後悔はないだろうか」などと考え始めてしまいました。

 人は誰しも動物的に現状を維持しようとする能力が備わっています。40年という独身の習慣が付いている人は潜在的に現状維持をしようとし、ある意味、マリッジブルーのような状態に男性がなります 。彼女が結婚相手ではないという理由を探し始めたり、もしかしたらこうなるかもしれないというネガティブな感情が生まれたり、彼女のいい面だと思っていたところが悪い面のように見えてきたり……。

 タモツさんはとにかく結婚が目前になったとき、私に一生懸命、彼女ではないかもしれないという理由を話していました。これは女性にも起こり得ることですが、特に40代男性に多い傾向にあるなと感じています。

◆結婚に迷ったときには思い出すべきは…

 もし、今、この原稿を読んでいる40代の男性で結婚を考える女性がいるのに「もしかしたら違うんじゃないか」と悩んでいる人がいたら、結婚を考えられると思ったときに戻ってみてください。

 なぜ彼女が結婚相手だと思えたのか、結婚できる人と恋をするためには目の前の人をどのように愛し続ければいいのかを考えてみてください。

 さらに改めて今の自分の婚活市場の市場価値を見つめ直してください。すべての答えは 実は自分の中にしかありません。40歳すぎてから1人だった生活を2人にして、家族を持つということは本当に勇気のいることです。

◆「過去の恋愛」に正解を求めてはいけない

 タモツさんも私が伝えた「過去の恋愛を正解だと思わないこと」、そして「自分の市場価値 をきちんと見つめること」、さらに「現状維持をしようという力が人間には備わっているから自分は今、男性的マリッジブルーなんだということ」を理解し、一歩進むことを決意されました。

 ぜひ40代男性の皆さんは誰もがぶつかる壁など理解し、一歩進んでみることをおすすめします。

【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。メルマガ「結婚につながる恋のコンサルタント山本早織があなたの恋のお悩み解決し、最高の結婚生活の作り方も教えます」が配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」

―[結婚につながる恋のはじめ方]―

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