これが小林麻耶の生きる道!? 中身が「中学生」の夫とどこに向かう?

日刊SPA! / 2020年11月23日 8時50分

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小林麻耶オフィシャルブログ「まや★道」より

文/椎名基樹
◆チャンネル名が「コバヤシテレビ局」って……

 11月12日(木)の朝、フリーアナウンサーの小林麻耶が自身のYouTubeチャンネル「コバヤシテレビ局」で突如、コメンテーターを務める『グッとラック!』(TBS系)から降板を言い渡されたと主張した。小林麻耶は、配信中終始へらへらと笑い続け異常なテンションであり、大きな目をしたその顔は41歳にして楳図かずおが描く少女のように見えてきて、さながらホラーである。

 小林麻耶は、ファッションコーナーのスタッフからのイジメに耐えきれず、ロケに行かなかったために降板を言い渡され、その日配信後に出演予定だった『グッとラック!』に出演できなくなったと告発した。(※編集部注:TBS側はいじめを否定している)

 続けて、いじめから守ってくれなかった人として事務所の社長の名前を挙げ、さらに突如降板を言い渡し番組に出演させなかった人として番組プロデューサーの名前を挙げて、「ありがとうございました!」と言い放ち、さらに大きな笑い声を上げた。

 見れば見るほど不可解な配信だった。まず「コバヤシテレビ局」というYouTubeチャンネル名が不可解だ。「コバヤシ」は非常に多い苗字で、この名前では配信主がさっぱりわからない。カタカナ表記だとケンドーコバヤシみたいだ。なぜこんなにわかりにくいチャンネル名にしたのだろう。そもそも「テレビ局」じゃないし。あくまで自分が「電波系」というアピールなのだろうか? 不気味さが、じわじわくるチャンネル名だ。

◆なにをもって「イジメ」って言ってる?

「スタッフからイジメを受けている」という主張も不可解だ。職を辞すしかないほどのハラスメントを受けた時、それを「イジメ」という幼稚な言葉を使い、子供が先生に言いつけるように、自らのYouTubeチャンネルで世間に言いふらすという対応をしたら、余計に事態がこじれると考えないのだろうか? 「イジメ」と言う抽象的な言葉で「スタッフ」という不特定な人間を攻撃することこそ理不尽な暴力であると思わないのだろうか?

 週刊文春11月26日号によると小林麻耶が「イジメ」と言っているのは、彼女の夫が『グっとラック』の撮影現場から「出禁」を言い渡されたことらしい。スピリチュアルの世界に傾倒する夫が「撮影場所を変えろ」などと注文をつけて、番組サイドと揉めるようになったという。

 前述の小林麻耶が降板を言い渡されたことを告発した配信は「#11」なのだが、「#8」は彼女の夫が1人で配信して、番組と番組MCである立川志らくを批判した。件のファッションコーナーは自分と小林麻耶が考えたのに、その手柄を誰かが取ろうとしていると主張。

 志らくに対しては「あのMCどうかしてますよ。ダッサ」「自分が正論言ってると思ってんじゃねぇよ。全然トンチンカンなこと言ってっから」とふてくされた中学生のような態度と言葉づかいで、論理性のかけらもない主張をした。

 時系列にみると「夫の出禁」→「小林麻耶のロケすっぽかし」→「#8で夫が志らくディス」→「#11で降板宣告」と急速に事態が悪化してしまったようである。小林麻耶が降板理由を「イジメ」とぼんやりとしか言えなかったのも当然だ。「夫の出禁」を「イジメ」と主張したら世間の反発は目に見えている。その辺の計算はしているらしい。

◆子供じみた小林麻耶と中身が「中学生」の夫、行く末は?

 体をくの字に曲げてしゃべられなくなるほど笑いながら、自分が降板させられたことを告げた態度には、小林麻耶の気の強さを感じた。あれは「屈服しないこと」を誇示した笑いだろう。

 しかし、レギュラー番組を失って、そんな子供じみた態度をとっている場合ではないのではないか。事態を改善するための前向きな努力は拒否して、真っ先に自分の心の救済に向かう、現在の小林麻耶の人生に対する態度が表れているように感じる。

 今回の一件では、とにかく小林麻耶の子供じみた態度が目立つ。妹の死によって、小林麻耶は理不尽な中傷にさらされ、大きな心の傷を負った。彼女は精神を退行させ、反発心をあらわにすることで、正気を保っているのかもしれない。

 小林麻耶は苦しんでいる時に、元々中身が「中学生」の夫に出会い、心のまま無責任に振る舞うことで、楽になれることを教わったのではないだろうか。元々の彼女の性格はその真逆なのだろう。

 「#13」では、小林麻耶が夫に「私を洗脳していたの?」ということを尋ねると、夫は腹を立てて退出する。しばらくすると夫は「ドッキリ」の札を掲げて画面に再び登場する。視聴者に対するドッキリだったというわけだ。

 2人のすることは、どんどんねじれていき、攻撃的になってきている。「楽になるため」にしたことがどんどん自分を追い込む。そのことに2人は、特に夫は苛立ちを募らせているように見える。

【椎名基樹】
1968年生まれ。構成作家。『電気グルーヴのオールナイトニッポン』をはじめ『ピエール瀧のしょんないTV』などを担当。週刊SPA!にて読者投稿コーナー『バカはサイレンで泣く』、KAMINOGEにて『自己投影観戦記~できれば強くなりたかった~』を連載中

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