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堀未央奈が主演ドラマを通して思う恋愛&結婚観

日刊SPA! / 2021年7月13日 15時51分

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 グラフィックデザイナーとして家計を支えながら家事までこなす愛妻家・田川暢。彼はある日、愛する妻・藍子の不倫に気づいてしまう。さらに、藍子の悪女ぶりも発覚して……。

 そんな、不倫“サレタガワ”の夫と“シタガワ”の妻のドロドロとした関係を描くドラマ『サレタガワのブルー』が7月13日(MBS 24時59分~、TBS 25時28分~)にスタートする。不倫妻・藍子は、乃木坂46元メンバーの堀未央奈が務めることでも話題になっている。そこで、本作への出演が決まったときの心境や、“悪女役”への思い、さらに結婚観について彼女自身に聞いてみた。

◆豊かな感情変化をちゃんと捉えたい

――ドラマ『サレタガワのブルー』は、暢役を務める犬飼貴丈さんとW主演となります。出演が決まった率直なお気持ちから聞かせてください。

堀 実は、お話をいただいたのは乃木坂46を卒業する前だったんです。でも、撮影も放送も卒業後ということで。どんな感じになるのかあまり想像できなかったんですけど、やっぱり嬉しかったですね。しかも、原作のファンの方々がたくさんいる有名な作品なので、純粋に「楽しみだな」と思っていました。

――原作は読みましたか?

堀 もちろんです。よくある恋愛物語ではないですし、不倫をされた側とした側の両面から描かれていて想像していた以上に面白かったです。しかも「不倫をしたくなくなる」っていうキャッチコピーがあったのも印象的でした。普通、読んだらちょっと興味が湧いちゃうんじゃないかな?と思っていたんですけど、実際に読んだらこれは確かにしたくなくなる話だ!って。それくらい衝撃的な出来事の連続で、本当に面白かったです。

◆どう演じるべきかものすごく考えた

――そんな作品の中で、堀さんが演じる藍子は不倫を楽しんでいるような人物。女の武器を最大限に発揮しているようなところもありますね。

堀 いやあ……ねえ?(笑) 私、今までにぶりっ子ってそんなにしたことがないんです。そういうことをするイメージもないと言われるので、藍子をどういうふうに演じるべきかものすごく考えました。

 そこで参考になったのは、いろんな作品に登場する女の子キャラですね。私が好きなアニメ『彼女、お借りします』には可愛い女の子がたくさん登場するんですけど、なかでも推しの更科瑠夏ちゃんは自覚がない感じのぶりっ子。そこからヒントをもらうこともありました。天然ぶりっ子とか、ナチュラル小悪魔ってこんな感じなのかなって。なので、自分と重なるところがなかったけれど、演じるのは楽しかったですね。

◆原作ファンの方に「藍子だ」と思ってもらえたら嬉しい

――では、藍子を演じるうえでは、ぶりっ子要素が肝になる?

堀 藍子は、確かに可愛くあろうとしています。そこは大前提なんですけど、感情に正直なところもすごく大切だと思いました。可愛らしさを押し出しているときも、場合によってはちょっとしたイラつきが含まれているし、心の底から笑っているときもあれば、笑っているのに目が死んでいるときもある。相手によって向ける笑顔も違うし、声も話し方も違うんですよ。

――ただ可愛らしさが引き立てばいい、というわけではないのですね。その奥には複雑な感情の変化がある。

堀 そうなんです。豊かな感情変化をちゃんと捉えて演じる必要があります。

――とても難しそうですね。

堀 はい。藍子の目線になって考えないと絶対にわからないところです。なので、悩んだところは監督と相談しながらしっかり固めていきました。自分が思う藍子が、視聴者の方、特に原作ファンの方に「藍子だ」と思ってもらえたら嬉しいです。

 あと、私を応援してくださる方って、私にドライな印象を持っているんです。まあ、キャピキャピしない人間なので当然ですけど(笑)、藍子を演じているときはキャピキャピしているので。応援してくださる方々がそんな私をどう観てくれるかなっていうのは楽しみですね。びっくりさせたいです。

◆ファンからは驚きの声も

――ただ、堀さんのファンの皆さんは、メインビジュアルが解禁された時点でびっくりされたかと思います。ずいぶん大人な雰囲気だったので。

堀 確かに「えっ! 不倫する役なの!?」「悪女なの!?」という声も多かったです。ただその一方で「乃木坂46を卒業して、1人の女優さんとして頑張ってるじゃん」という声もあってすごく救われました。

 やっぱり、お芝居の道で生きていくと決めたからには、私自身じゃなくて役を通して作品そのものを楽しんでほしいんですよ。今回は不倫ドラマなのでキスシーンとかもありますが、そこはわかってほしいなと思っています。

 と同時に、私には乃木坂46で活動していた8年間があるけれど、今は女優さんとして認識してもらえるように頑張らないと、と改めて思いました。

◆ガッツリ悪女をやってみたかった

――では、今回のような悪女役にはもともと興味があった。

堀 ありました! 以前、乃木坂46の後輩メンバーのドラマに出たとき、死体をスーツケースに詰め込んでヒッチハイクする役をやったんですが、そのときはちょい役だったので殺害シーンが描かれなかったんですよ。どうせならガッツリ悪女をやってみたいとずっと思っていたので、藍子のような“ポジティブ悪女”役をいただけて嬉しいです。

――しかも、ファッションやヘアメイク、ネイルもすごくこだわっているんですよね。とても可愛らしいです。

堀 そうなんですよ。藍子は「誰と会うか」「何をするか」によって見た目の印象をガラッと変えるので、撮影スケジュールによっては1日で4回ネイルを変える日もありました。わかりやすいところでいうと、(不倫相手の)和正さんに合うときは、気合いが入っているからネイルにストーンが付いていたりします。

◆堀未央奈が考える“大人の定義”

――堀さん好みのものはありましたか?

堀 私は濃いめが好きなんです。リップがパキッとしていて、チークは濃くて、まつげはぐりん!みたいな。なので、和正さんと会っているときのヘアメイクや服装は全体的に好きですね!

――ちなみに、今回は大人のドラマに挑戦するということで、堀さんが思う“大人の定義”も聞いてみたいです。

堀 名刺交換ですかね? それだけ名刺をいっぱい持っているということなので、人脈の広さを感じて「大人だな」って思います。身近なところで言うと、マネージャーさんはよく名刺交換しているので、見るたびに思いますよ。「大人だー!」って(笑)。私は名刺を持っていないし交換することもないので、より思いますね。たまについでにもらうこともあるんですけど「いいのかな?」って。ちょっと申し訳なくなっちゃいますね(笑)。

◆不倫されたら「一瞬で関係を断ち切りたい」
 
――今回の出演作では不倫を扱いますが、堀さんは不倫をされたらどうしますか?

堀 シンプルに別れます。昔は「もしそういう場面になったら絶対に仕返ししてやる! 100倍くらいにして!」と思っていたんですけど、それって若いからできることだと思うんですよ。実際にやろうとすると、きっと面倒だし疲れるじゃないですか。だから今はまったく何も思いません。仕返しもせず、一瞬で関係を断ち切りたいですね。

――「不倫しているかも」という疑惑が、確信に変わった瞬間に。

堀 そうですね。「ん?」と思わせる人って、結局何をしても「ん?」のままなので。そこで自分がアクションを起こしてもきっと何も変わらないと思うんです。「こういう人なんだこの人は」と割り切って別れるのが正解なのかな。

――つまり、不倫は許せないタイプですね。

堀 ですね。結婚って契約だし、誓いじゃないですか。そのうえで不倫をしちゃうということは、そもそも結婚するという決断自体失敗なんですよ。なので「私、もしかして不倫しちゃうかも……」って思う人は、結婚しないほうがいいと思います。普通に恋愛して、違うなと思ったら別れて、違う人を好きになって……と、点々とした恋愛のほうが向いていると気がします。藍子もきっとそういうタイプなんでしょうね。

◆今は恋愛するのが面倒くさいです

――では、堀さんの恋愛観はどうですか?

堀 うーん、恋愛は面倒くさいです。ふふっ(笑)。私、そもそも面倒なことがあんまり好きじゃないので、付き合ったり一緒にデートしたり「これからもずっと一緒にいようね」と約束することが面倒くさいなーって(笑)。なら、男友達でいいかなと思っちゃいます。私は友達を大事にしたいタイプなので、男女問わず友達とみんなでワイワイ遊ぶのもいいし、親友みたいに何でも相談できる男友達を作るのもいい。友達としてみんなで仲良くしたいですね。

――でも、好意を寄せられることがあるかもしれませんよ?

堀 あ、そこは大丈夫です! 女を出さないし、ワガママ言うし、幻滅するようなことを言いまくっているんで! それで肩を組んでよしよし、みたいな(笑)。ある意味、女として見られていないっていうのが楽なんですよね。そういう関係がいいです。

◆まずは仕事を楽しみたい

――あくまでも今はそういうモード、というか。

堀 そうですね。もしかしたら「恋愛って素敵……!」と思うときがくるかもしれないですけど、今は魅力を感じていません。人から話を聞いたり、恋愛ドラマを観たりしているくらいで十分です。今の私は、お仕事が一番。ありがたいことにいろんなことをやらせていただいているので、まずはそっちを楽しみたいです。で、空き時間に友達や家族と遊びたい。そのくらいのバランス感が幸せかな。

――じゃあ、結婚もまだまだですね。

堀 はい。できないですね“契約”は(笑)。

◆最近のおすすめホラーは?

――では最後に、夏らしい質問もさせてください。夏といえばホラー映画、ホラー映画と言えば堀さんが大好きなジャンルということで、最近のおすすめホラーを教えてください。

堀 『トリハダ-劇場版-』という、日本のホラー映画です。私、ホラーを観たあとあまり引きずらないんですけど、この映画は唯一2〜3日引きずりました。怖くてお風呂にも入りたくなくなる……という感じの。

――どんなところが怖いのですか?

堀 おばけとかゾンビではなくて、人間の怖さが浮き彫りになっている作品なんです。狂気やサイコみたいな、人間の見たくない部分が詰まっています。2作目まであるので、ぜひ観てみてください。あとはドラマなんですけど、韓国の『ホラー・ストーリーズ』というオムニバス作品の『太陽と月』も面白いです。それも人間の怖さを描いている作品ですね。化け物が出てこなくてもこんなに怖いんだと思える作品なので、ぜひ観てほしいです!

撮影/田中智久 取材・文/松本まゆげ

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