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「あの人はユダヤの手先」虐殺ネタをチクった中山防衛副大臣への悪評の数々

日刊SPA! / 2021年8月21日 15時53分

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中山泰秀防衛副大臣がユダヤ人人権団体へ「連絡した」ことを明かしたツイート

◆小林賢太郎を追いやった防衛副大臣

 トラブル、問題が続出した東京五輪。その中でも異彩を放ったトラブルとして、注目された中山泰秀防衛副大臣。東京五輪で開閉会式のディレクターを務めた劇作家の元ラーメンズ・小林賢太郎氏がホロコーストを揶揄してお笑いのネタにしていたことをユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」側に「連絡した」という一件だ。

 当時ネット上では「ホロコーストをネタにするのは許されないが、何も副大臣がチクることはない」といった意見が飛び交った。

「あの時の官邸の怒りっぷりというか慌てふためきいったら、すごいものがあった。そりゃそうですよ。開会式が差し迫った7月22日に開会式のディレクターを吹っ飛ばしたのは、メディアのすっぱ抜きでもSNSの炎上でもなく、身内の人間だったわけですから。

 我々もユダヤの人権団体からクレームと聞いたときは、まさか自国の副大臣が連絡を入れたことがきっかけとは思いませんでした」

 と語るのはオリンピックを取材していた全国紙の記者だ。

◆イスラム国人質事件で“お荷物”になる

 では、この中山泰秀氏とは、いったいどんな人物なのだろうか。

「父親は北朝鮮の拉致問題で先頭に立ちタカ派の外交論客で知られた中山正暉。伯父には元外務大臣を務めた中山太郎もおり、自身も外交に強いことをアピールしています。しかし、2015年にイスラム国による後藤健二さん、湯川遥菜さん殺害事件で安倍総理(当時)のお供でたまたま中東を歴訪していたことで、アンマンの現地対策本部を任されたのです。

 しかし、これが誤算でまるで役に立たないどころか、現地スタッフを怒鳴りまくって足を引っ張ることしかせず『交渉よりも中山さんのお守りをするほうが大変』と現地スタッフは頭を抱えた。本人は親の代から続くイスラエル通をアピールしたかったようですが、そこはイスラエルと反目するアラブ社会。何をアピールしたかったんでしょうかね……」(前出記者)

 この記者が話すように、中山氏のイスラエル通が今回の五輪騒動にも繫がっているようだ。

◆中東外交にも影響!?

 実際、その“通ぶり”は防衛省内ではかなり有名だという。防衛省の中堅幹部は苦笑交じりに話す。

「中山さんのイスラエル通ぶりは省内では有名すぎるほど。日本イスラエル友好議員連盟の事務局長務め、お父さんもイスラエルと太いパイプがあった。ただそれだけならいいんですが、イスラエル寄りどころかイスラエルのスポークスマンかというほどイスラエルをヨイショするので、『ユダヤの手先』と揶揄されてます。今回の一件で名前が出たときなんかは、省内では誰も驚かず、『やっぱりね』と失笑が漏れました」
 
 他にもイスラエル寄りの発言は多く、今年5月には炎上、デモ隊が押し寄せる事態にもなった。

「Twitterで『イスラエルにはテロリストから自国を守る権利がある』『私達の心はイスラエルと共にあります』とtweetしたのには、唖然としました。その後削除されたのですが、仮にも防衛副大臣ともあろう者がする発言じゃない。

 そもそも日本の外交はイランと仲が良いということが中東、欧米諸国に対しての切り札なんです。ここまであからさまにイスラエル寄りの発言をする与党の政治家、それも防衛省のトップクラスがいることはどうなんだという声が外務省の関係者からも上がっているようです。

 実際、私の知り合いの外務省職員は『少し黙っていてほしい』と、真顔で愚痴をこぼしていましたね」

◆すぐにイスラエル人を紹介しようとする

 そんな中山氏の省内での評価は、やはりすこぶる悪いという。

「中山さんに『人を紹介したい。とても有益な人だから』と呼ばれて行くと、いつもイスラエル人がいるんです。中山さんから人を紹介したいと言われると、省内の人間はみんな眉間にシワが寄りますね(苦笑)。

 一時期、職員達の間では『本当にイスラエルのスパイじゃないのか?』という声が上がったほど。何かと言えばバカの一つ覚えみたいに『イスラエルが〜』と来るので、みんな呆れてますよ」

 その中東情勢はタリバンがアフガニスタンを制圧し、混沌を深めている。中山先生の出番は果たしてあるのだろうか。

取材・文/日刊SPA!編集部

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