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「街コン」誕生から10年。コロナでオンライン化したメリットとは

日刊SPA! / 2021年9月4日 15時54分

写真

コロナが収束すれば、この写真のような街コンは再開できるのだろうか?

恋愛したい、結婚したい――。男女の思いはコロナ禍でも自粛不可なのか、恋活、婚活マーケットはよもやの進化を遂げていた。恋愛市場のリアルな最前線を総力取材でお届け! 今回、注目したのは「街コン」。イベントのオンライン化で新しい出会いの流れが誕生している実態とは?

◆イベントのオンライン化で新しい出会いの流れが誕生

 飲食店での男女の出会いを舞台に、東日本大震災で失った街の活気を取り戻そうと始まった「街コン」。今年で誕生から10年という節目を迎える。

 そんな街コンの今を、「machiconJAPAN(街コンジャパン)」の運営会社であるリンクバルの広報担当・出来千春氏はこう語る。

「そもそも街コンは、イベントに参加する飲食店を自由に移動して男女が出会う“複数店舗型”がかつてのスタイルでしたが、今では進行役のアナウンスに従って店内の席を回る一店舗型が主流です。しかし、コロナ禍で街コンの在り方も変わってきています。私どもも、このままでは出会いの場が失われると危惧し、自宅に居ながらビデオチャットで異性と出会えるイベントを昨年3月から展開しています」

 緊急事態宣言の発令を受けた昨年5月には、すべてのリアルイベントを中止。現在はガイドラインに沿ってリアルな街コンも開催しているが、オンラインの人気は衰えない。

◆参加者の本気度がそもそも高い

 一見するとオンライン上での合コンは、リアルと比べて臨場感に欠け、物足りなく感じそうだ。しかし、異性との出会いが確約されている街コンは、参加者の本気度がそもそも高い。そしてその熱量は、「昨年も緊急事態宣言中に開催したイベントに200人以上の男女が殺到しました」と出来氏が言うように、オンライン上にそのまま持ち込まれている。

「上限4人の部屋を移動しながら男女で談笑するスタイルや、一対一で会話ができるスタイルがあり、婚活においては一対一がはやりです。連絡先交換の時間も設けられています。リアルな街コンと比べ、開催地までの移動は必要ありませんし、参加費用も男性は平均1500円前後と、3分の1くらいに抑えられます」

 コスパを考えれば、仮に好みの女性と出会えなくても精神的なダメージは小さく済みそうだ。

◆オンライン飲み会で親睦も

 また、推奨されていないものの、チャットで連絡先の交換もできる。

「画面上で参加者の情報は見られますし、部屋も自由に行き来できるので、女性は安心して参加できるようです。盛り上がったメンバー同士を誘って、別日にプライベートでオンライン飲み会を開催しながら親睦を深めつつ、好みの女性をリアルなデートに誘うという新しい流れも生まれています」

 オンライン飲み会やデートでは女性に奢る必要はない。浮いたお金で出会いの数を増やしたい。

●「街コンジャパン」広報 出来千春氏
「街コンジャパン」は、街コンの名づけ親である吉弘和正氏が代表を務めるリンクバルが運営しているECサイト。TwitterID @deki_chiii

<取材・文/週刊SPA!編集部>

―[[出会い]の最前線]―

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