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年収720万円の48歳中年がお見合いパーティでうまくいかなかったワケ

日刊SPA! / 2021年9月14日 15時53分

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神社を訪れたら必ず良縁を願い、縁結びのお守りも毎年授かってきていると小林さん。ただし、その効果は今のところないようだ

 コロナ禍が長引き、中年の独身者のなかには、孤独に苛まれている人も少なくない。その結果、“結婚”を意識し始めた人が増加している。

 しかしながら、平成30年版厚生労働白書によれば、「50歳時の未婚割合の推移」は年々上昇。中年婚活には厳しい現実もあるだろう。そんななか、中年で独身だからといって誰もが結婚という形にこだわっているわけではない。

「欲しいのは結婚相手よりも“パートナー”」という人も多く、大手鉄道会社に勤める小林広樹さん(仮名・48歳)もそんな一人だ。アラフィフでお見合いパーティやマッチングアプリを利用してみた結果は……!?

◆結婚相手ではなく、老後を過ごせる伴侶が欲しい

「30すぎで一度結婚しましたが、生活のすれ違いなどから3年で離婚。別れた後は気ままなシングルライフを楽しんでいましたけど、40代になって遊び仲間だった友人2人が相次いで結婚。コロナ禍で人との接触が極端に減ったのも大きかったです。年齢的なせいか老後への不安もあり、再婚まではいかないにしても、パートナーが欲しいと思うようになりました」

 そこで出会いを求め、これまで興味を示さなかったお見合いパーティに参加。小林さんの年収は720万円程度と、大企業の平均並みにはあり、筋トレやジョギングもしているので中年太りとも無縁。そのおかげか、食事やデートまで繫げることはできたという。

◆お見合いパーティに参加する女性との温度差に困惑

 ただし、どの女性とも1~2回会うだけで関係は長続きしなかった。

「相手は30代後半から同年代でしたが、みなさん結婚を強く望む人たち。いきなり結婚相手に望むかなり高い条件や結婚への具体的な話を始めた方もいました。私のようにパートナーを見つけたいという緩い参加動機ではなかったから温度差をすごく感じましたね。それで自分からお断りしたり、こちらの煮え切らない態度を察したのか向こうから断られたりしたこともありました」

 一時期、話題になった相席系の居酒屋や出会い系ラウンジに足を運んだこともあるが女性客の多くが20代。世代の近い女性が参加するお見合いパーティと違い相手にもされず、小林さん自身も年の離れた女性を人生の伴侶として考えられず、すぐに行かなくなったとか。

◆結婚に縛られすぎれば不幸になるだけ

 結局、気軽に相手を探せるマッチングアプリを利用するようになったが、こちらも成功には程遠い。いざ会ってみると既婚者だったり、明らかに初老と思われる見た目なのに同年代だと言い張ってきたりとパートナー獲得には残念ながら至っていないそうだ。

「登録者の少ない地方に転勤してしまったこともあり、アプリでの出会いも激減しました。今もパートナーをつくりたい気持ちはありますが、焦らずいこうと思っています。子供を望んでいるわけではないし、趣味もあるので、寂しさを感じることはあっても、基本的にプライベートは充実しています。まあ、神社に行ったら『素敵な出会いがありますように』って手は合わせちゃいますけどね(笑)」

◆あくまで結婚は幸せのひとつの形

 幸いにも母親はそんな彼の生き方に理解を示してくれて、従兄弟にも中年独身組が数人いるので親族の集まりでも片身の狭い思いをせずに済んでいるとのこと。

「婚活に励む中年世代が多いのは知っています。けど、そこに縛られすぎてしまうのは不幸ですから」

 あくまで結婚は幸せのひとつの形にすぎないのだ。

<取材・文/週刊SPA!編集部>

―[中年婚活のリアル]―

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