「石破しげるの未来に投資下さった方に発行」初出馬の当選を支えた“幻の株”が存在した…気になる配当は
日刊SPA! / 2024年10月31日 8時52分
'85年、鳥取在住の若者たちが結成した「どんどろけの会」。現在も鳥取を拠点に活動を続ける
新政権の誕生を背景に、激しい乱高下を繰り返す日経平均株価。一見先が読めない状況だが、石破流経済政策の特徴を掴めば投資につながるヒントが見えてくる。「石破ノミクス」の歩き方をここに伝授!
◆初出馬の当選を支えた幻の株
株券に記された“本券株は石破しげるの未来に投資下さった方に発行されます”の説明……。これは1986年の初出馬時に、非公認後援会である「どんどろけの会」が発行した、名前もそのまま“石破しげる株”である。
「どんどろけの会(非公認後援会)も、ようやく大所帯になってきたわけだが、半面これまでのやり方では運営が難しくなってきていた。何しろ、定例会の会費は安いし(2000円)、ノルマもなかったからだ」(『石破茂 非公認後援会』どんどろけの会書より)。
◆政治資金を集める手段として誕生
つまり、政治資金を集める手段として生まれたギャグ株券というわけだ。
「金銭による配当はなく、『石破しげるの政治活動の将来をもって代えさせていただきます』とした。これを『バカバカしい』と思う人もいただろうが、逆に『面白い!』と思ってくれた人や企業も多く、それなりの収益になった」(同書より)
◆石破氏が総裁の座を射止めたことで…
とはいえ、この株が発行されたのは40年近く前の話。今回、石破氏が総裁の座を射止めたことで、実際に恩恵を受けた者はいたのか。
◆実際に恩恵を受けた者は…
直接どんどろけの会に問い合わせると、こんな回答が。
「(株が発行された)当時のスタッフは誰一人いません。現在の状況を知るものも同様です」
果たして、石破氏は株購入者が納得するだけの結果を残せるのだろうか。
取材・文/週刊SPA!編集部
※10月29日発売の週刊SPA!特集「[石破ノミクス]投資の極意」より
―[[石破ノミクス]投資の極意]―
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
高市早苗氏でも、小泉進次郎氏でもない…「余命は長くて6カ月」石破政権の次を狙う"自民党のキーマン"
プレジデントオンライン / 2024年11月7日 9時15分
-
総選挙、だれが笑って、誰が泣いたか 損得番付:得るは失うのもと、失うは得るのもと
Japan In-depth / 2024年11月2日 19時30分
-
旧安倍派を敵に回して、国民民主・玉木氏にすがりつく…石破政権がわずか1カ月で「泥舟」になった理由
プレジデントオンライン / 2024年11月1日 17時15分
-
【政界】「内憂外患」の日本をどう再生するのか?火種を抱えた石破茂首相に求められる覚悟
財界オンライン / 2024年10月27日 11時30分
-
自民惨敗ならば誰の責任? 【政眼鏡(せいがんきょう)-本田雅俊の政治コラム】
OVO [オーヴォ] / 2024年10月25日 9時29分
ランキング
-
1神戸港沖合で貨物船と押し船衝突、押し船の3人投げ出され2人救助されるも1人死亡…1人不明
読売新聞 / 2024年11月24日 0時6分
-
2標津川で「流された」男児が死亡 通報から3時間後に下流で発見
毎日新聞 / 2024年11月23日 20時56分
-
3【物価高】年末年始のおせちにも影響か サケ不漁でことしはイクラが高い!? 《新潟》
TeNYテレビ新潟 / 2024年11月23日 17時55分
-
4【裁判詳報】不可解な関係 20年にわたり売春の収入を”渡し続けた女”と”受け取り続けた女” 強盗致死事件 共謀はあったのか”渡し続けた女”が証言
RKB毎日放送 / 2024年11月23日 15時4分
-
5石破首相、日朝首脳会談に意欲「会いもせず非難しても始まらない」…家族会は「タイムリミットがある」
読売新聞 / 2024年11月23日 19時13分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください