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元ラブホ従業員が遭遇した“地獄絵図”…「豚骨ラーメンが食べられなくなった」――仰天ニュース傑作選

日刊SPA! / 2024年11月30日 15時45分

 結局、ドアや窓を開放したままで掃除しましたが、あまりの匂いにその部屋は1日貸し出し禁止になり、フロア全体にも匂いが漏れてしまう始末。これは清掃でよくある話なのですが、水回りのバスルームの掃除をすると、蒸し返して匂いが充満してしまうんです」

◆豚骨ラーメンが食べられなくなってしまった…

「後から受付の人に男女の様子を聞いたら、男は50代半ばで、女は20代前半ごろ。女性のほうから異臭が漂っていたそうです。男性は普通のポロシャツにジーパンとなんの変哲もない見た目なのに、わざわざプレイのためにそこまでするのか。心の底から理解に苦しみます」

 こうした異臭に慣れてしまったために、思わぬ弊害も出たと続ける。

「排泄物が放置されている匂いって独特なんですけど、先輩から『豚骨ラーメン屋から発せられる室外機の匂いに似ているよね』と言われたんです。それ以来ラーメン屋を通ると、ホテルで泣く泣く清掃しながら掃除した記憶がフラッシュバックして、一時期豚骨ラーメンが食べられなくなりました」

◆月1回ほど警察が来る理由とは?

 杉山さんの勤務先では、一定のスパンで警察が訪れてくるそうだ。理由はきまっていつも同じで、“児童売春の証拠写真を撮影するため”だという。

「僕が遭遇する範囲では、月に1回ほど30〜50代ぐらいの中年男性と一緒に警察が来る光景に出くわします。総じて中年男性は児童売春で捕まっており、警察が事件時の様子を検証しに来るんですね。

 どこの部屋に泊まったのかをフロントにあるディスプレーのパネルで確認したり、部屋内に入って一連の行為を話してもらう場合もあります。逮捕されたおじさんが証拠写真を撮られている姿は哀愁が漂っていましたね……。この辺りは未成年の立ちんぼやトー横キッズも多いので、歌舞伎町という土地柄もあって、警察が事情聴取で訪れるホテルも多いと思います。

 ラブホテルは18歳未満は使用できないルールがありますが、ぶっちゃけいちいち年齢確認などはしない。たまに明らかに未成年ぽい見た目の方をお断りすることはありますが、大半は若そうな見た目でも通しちゃいますね」

◆明け方に「部屋から出して下さい!」という内線が

 杉山さんは、児童売春以外にも、警察沙汰に発展するケースがあったと振り返る。

「ある日の明け方、ちょうどお客さんが引いた時間帯でもあったので、私は休憩室で仮眠していたんです。そしたら部屋から内線がかかってきて、出たら女性が金切り声で『身ぐるみを剥がされました!今すぐ来て下さい!』と、捲し立てているんです。

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