バスの中で騒ぐ子どもを叱らず“スマホに夢中”な母親。小学生に注意され「恥ずかしそうに早足で」下車するまで
日刊SPA! / 2024年12月15日 8時53分
ちなみに母親は我が子が注意されたことに気づき、ここで初めて顔を上げたが、気に入らなそうな表情を見せていたとか。ところが、声の主が同じ子供だったことに気づいたのか申し訳なさそうな表情で謝り、ここでようやく自分の子供を注意する。
「慌てて表情を変えましたが、一瞬睨んでいましたからね。注意したのが子供じゃなかったから逆上していたかもしれないですね」
注意された男の子はきょとんした様子で状況を理解できていない様子だったとのこと。母親がキツめに叱られ、しばらくはおとなしくするも再び騒ぎ始めては叱られるというのを何度も繰り返していたそうだ。
◆バスを降りる際、運転手からも直接お礼の言葉が
「最初からそうすればよかったんですよ。ひょっとすると叱らない子育てをしていた方なのかもしれませんが、公共の場所では自分たち以外の人間もいるってことを知ってほしいですよね。
注意した子については、私の前に座っていた年配女性2人組が『しっかりした子ね』と感心した様子で話していました。車内には10数人しかいませんでしたが、ちょっとしたヒーロー扱いでした」
その後、母子は市内中心部の停留所で下車。恥ずかしかったのか急ぎ足だったという。加瀬さんと注意した男児は終点の駅で降りたが、このとき運転手が「さっきは注意してくれてありがとうね」とお礼の言葉をかけていたのを耳にする。
「これが中高生や大人なら『静かにしてください』って運転手さんも注意すると思うし、実際そういう場面に遭遇したこともあります。ただ、今回は相手が幼い子供だったので躊躇したのでしょう。ただ、そんな風に感謝されると思っていなかったのか本人は照れ臭そうにしていましたけどね」
幼い子供が騒いでしまうのは仕方ない部分があるし、周囲の乗客も目くじらを立てないほうがいいとの意見も理解できる。でも、だからこそ親は放置せずに注意すべきところはしっかりと注意してほしいものだ。
<TEXT/トシタカマサ>
【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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